LGBT差別的発言で物議を醸す足立区議 「怒鳴るだけで、話し合いにもならない」
『ABEMA Prime』では、批判が殺到している白石議員に電話取材を行い、発言に至る思いを聞いています
9月25日、東京都足立区議会の白石正輝議員は「L(レズビアン)とG(ゲイ)についてだけは もしこれが足立区に完全に広まってしまったら足立区民いなくなっちゃうのは100年とか200年とか先の話ではない」と発言。
そのほか「普通に結婚をして、普通に子供を産んで、普通に子供を育てることがいかに人間にとって大切であることか」「LだってGだって法律で守られてるじゃないか、なんて話になったんでは足立区は滅んでしまう」の発言は今もなお、多くの批判と反発があがっています。
■出演は体調不良で見送り
7日放送の『ABEMA Prime』では、白石議員は生出演の予定でしたが「体調不良のため、出演は見送り」。その経緯を伝え、今回は電話取材をした時の音声を放送しました。
問題になっている発言については「足立区はLGBTの教育については積極的にやっていることは認める。ただ、それを強調するあまり、普通の子供を産んで育てる大切さについての教育が足らないのではないか」と主張しました。
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■白石議員「話し合いにもならない」
LGBTについて訴えたいことを聞かれた白石議員は「私の周りには、親戚にも該当する人がいない」と自身はマスコミを通じた知識しかないことを説明し、白石議員のもとにくる連絡では「怒鳴るだけで、話し合いにもならない」「実態を理解していないというなら、実態をちゃんと教えてほしい」と伝えます。
最後に自身の考えは間違っていない、と改めて主張し「怒鳴られて脅かされて『すみません、間違ってました』なんて、そんなやわな議員じゃない」と語りました。