小さなイライラ、大きなイライラ。たくさんのストレスが溢れている世の中で、気持ちを穏やかに保つことは容易ではありません。
どうすれば、心の余裕を失わずにいられるのでしょうか？ イライラをするりと流す方法を、fumumu取材班が聞いてきました。
①沈黙で勝つ
「理不尽なことを言われたとき、言い返すエネルギーがないなら、じっと沈黙を守る方法もありますよ。言っていることにまったく筋が通っていない人は、言い返したとしても、またとんでもない理論を振りかざしてきますから。
そういう相手は、こちらが傷ついたり、怒ることがうれしいんです。できれば、なにかを言ってきた相手の目を見たほうがいいと思います。俯いたり、目をそらしてしまうと、勝ったと思ってさらに攻撃してくる場合もありますから。
ただじっと目を見て、でもなにも言わずにいると、相手はひるみます。なにか言ってきたら、『いや、別に…それじゃあ』と、あなたを相手にしていませんよと態度で伝えるようにしています」（20代・女性）
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②ときには頭を空っぽに
「イライラが溜まって仕方ないときは、なにもせずに、頭を空っぽにする時間を作っています。しなくてはいけないことも、考えたほうがいいことも、すべてをストップさせるんです。
イライラしているときに考え事をしても、さらにイライラが加速するだけですから。気持ちに余裕がないときに、いいアイデアは出てこないんですよね。スマホで誰とでも繋がれる世の中になって、本当にひとりで過ごす時間が減っている人も多いと思います。
SNSをただ見ているだけでも、他の人の思考が頭に入ってくるし。なにも手に持たずに、ただぼーっとしていると、意外と自分の脳みそが疲れていたんだと気づきますよ」（20代・女性）