カンニング竹山、自殺報道とともに伝える「相談窓口」紹介に苦悩
28日に放送された『ABEMA Prime』では、最近見られる自殺報道とセットで伝えられる「相談窓口」の紹介について紹介しました
相次ぐ芸能人の訃報。メディアで有名人の自殺を報じた際には必ず「相談窓口」の連絡先が伝えられますが…。
28日放送の『ABEMA Prime』(ABEMA)では、メディアの伝えかたや、実際に電話を受ける「窓口」の実情を伝えました。
■自殺報道のあとの「相談窓口」紹介
現在、厚生労働省の働きかけにより、著名人死亡の報道の最後には「後追い自殺」の防止などを目的とし、相談窓口を伝えることになっています。
しかし、この報道には「メディアが責任を果たした」という理由付けに使われていないか、と疑問の声も寄せられているといいます。
関連記事:大久保佳代子、「暇すぎて…」 親友・いとうあさこの似顔絵が完成
■実情を知らずに紹介は「無責任」
ゲストで登場した放送作家でジャーナリストの大嶋智博さんは、報道後に相談窓口を紹介することに対して、自身のSNSで「電話番号を伝えるだけ…で何かをやった気になるには虫が良すぎるのでは?と感じている」と投稿。
大嶋さんは「窓口があるということを報道することは大事なこと」としつつも、自殺を考えている人と向き合う人(ゲートキーパー)は、人手もお金も足りないため、受付時間が限られている…という実情を知らせぬまま、電話番号だけ伝えるのは「無責任ではないか」と真意を述べました。