EXIT、若者の中絶に思い語る 「選択肢が少なすぎる」「子育ての多様化を」
「若者の中絶」について取り上げた番組では、EXITの2人がそれぞれに思いを語りました
先日放送した『ABEMA Prime』(ABEMA)では、「若者の中絶」の実態に迫り、MCを務める、お笑いコンビ EXIT の2人がこの現状を受けて、持論を述べました。
■「自分は大丈夫じゃないか…」
厚生労働省によると、10代・20代の1日あたりの中絶件数は200件以上。「望まない妊娠」をしてしまう大きな要因のひとつが「避妊への意識」。
街頭インタビューでも「基本的には避妊するけど、全部とは言えない」「ダメだとはわかってるけど、自分は大丈夫じゃないかなって甘い考えもある」など、避妊・妊娠について意識の低さが伺える回答が映し出されました。
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■中絶後の苦しみ
現在、中絶の手術の方法は3種類。ピンセット状とスプーン状の金属器具を使い、取り出す「掻爬(そうは)法」。日本で行われているおよそ8割でこの方法が使われます。
2つめは、プラスチックの注射器型の器具で吸引する「手動真空吸引法」。3つめは、金属の吸引器具を使い電気の力で吸い込む「電動吸引法」。
どの方法を使っても、次の妊娠の際に影響が出るなどのリスクはあります。そして、自分で決めたこととはいえ、中絶後には喪失感・罪悪感・自責の念に苦しむ女性が多いといいます。
そして、苦しむ人がいる一方で「身勝手」「命の選別」と批判的な声も多いのも現状です。
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