「アートアクアリウム」が美術館となってオープン! 幻想的空間が美しい
美しい金魚の世界を堪能できる「アートアクアリウム」がいよいよ美術館になってオープン! fumumu編集部で一足お先におじゃましてきました。
28日、日本橋に「アートアクアリウム美術館」がオープン。夏の大人気イベントとして毎年開催されていたアートアクアリウムが、ついに常設展として開業します!
場所は三越駅前駅から徒歩2分という好立地。過去最大規模のレベルアップした姿を、fumumu取材班が一足お先に体験してきました!
■6つのエリアに分かれた展示
アートアクアリウム美術館は6つのエリアが設けられ、それぞれ異なるテーマに沿った世界観を楽しめます。
不定期に展示が入れ替わるエリアや、アートアクアリウムの基本コンセプトである江戸の花街を象徴するエリア、カフェラウンジやショップなど、五感で楽しめる美術館となっています。
ライトアップされた水槽の中で優雅に泳ぐ金魚たちの姿はとても幻想的。暗いのでスマホのカメラでは映らないかな…と思いきや、綺麗に映ってくれました。本格的なカメラがなくても写真を楽しめるのは嬉しいポイントですね。
実は水槽の表面に付いている三角形やひし形の部分を覗き込むと、万華鏡のようにキラキラと見え方が変化するんです。どんな風に見えるかは、実際に行ってみてのお楽しみ。一瞬ごとに姿が変わる無限の美しさを感じます。
関連記事:もう寂しくない! 一人暮らしでも飼いやすいペット5選
■神秘的な光の変化
アクアリウムには様々な角度からライトが当てられており、その色も刻一刻と変化していきます。
光の当たり方次第では、思わぬ反射でより幻想的な瞬間が訪れるかもしれません。ライトが反射してキラキラと光るのも神秘的ですが、グッと暗くなるとライトアップされている部分だけ浮き上がって見えます。
この丸窓と立方体のアクアリウムは、日本の石庭をイメージして造られたものだそうで、庭造りの概念を覆すような作品ですね。
関連記事:インスタ映え美術館ならココ! 行って良かった厳選3か所
■豪華絢爛な花街をイメージ
いよいよアートアクアリウムの真髄です。七色に変化するライトに照らされる中央の水槽は、アートアクアリウムを代表する「花魁」。周りを囲む手毬のような「テマリウム」もコロンとした形と華やかな組紐がかわいらしいです。
他にも、門をイメージしたゾーンもあり、提灯のような形のアクアリウムの中にも金魚が。細かいところまでこだわりを感じます。
さらに門の中に足を踏み入れると、天井には金魚たちが!
江戸時代の豪商がガラスの水槽を天井に造り、金魚を見上げて鑑賞したという伝説を、現代で再現した作品だそう。構想期間はなんと5年! とても幻想的な風景です。
- 1
- 2