韓国のリアルな「ナプキンCM」が話題 ”ハッピーな生理”はただの幻想

リアルな苦痛を描いた韓国の生理用ナプキンCMに共感の声


■ハッピーCMはもうやめよう

アジア各国では、少し前まで日本と同じく「この製品を使えば生理中でもハッピー! スイーツ食べちゃお! 白い服着ちゃお!」といった、まるで生理が楽しい事であるかのように伝わるCMが横行していました。

ほとんどの女性が何かしらの不便を強いられ、中には起き上がれない程の苦しみを感じる程のものであるにも関わらず、です。

実際はスイーツを食べるどころか何も喉を通らない、またはドカ食いで後悔することもあります。オムツのように頑丈なナプキンを付けていたって、白い服は怖くて着れません。吐き気を催す程の痛みで苦しむ中、「ハッピー!」と笑顔を浮かべる女性タレントを見たって「こちとら全然ハッピーじゃねえわ」と怒りすら覚える日もあるでしょう。

こんな些細なことでもイラつくのが「生理」なのです。



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■「無理をしない」選択権をください

そんな女性の声もあってか、最近は上記で紹介したようなCMがアジア諸国で増えている様子。

本動画も女性を中心に大きな話題を呼んでおり、SNSには「日本でも放送してほしい」「日本のCMは、生理用品自体の性能とか安心感ばっかりをアピールしていて、生理痛の辛さとか実情を発信していない」「しんどい時辛い時に『無理をしない』選択ができる社会になっていけたらいいな」といったコメントが寄せられています。

先日花王が「生理は個性」というキャッチフレーズの元に企画した「kosei-fulプロジェクト」に「生理は個性ではない」と批判が殺到する事案から、日本の生理に対する意識がまだまだ低いままだということが明るみになりました。

シンプルに「生理は痛い、苦しい、痛みが無い人でも面倒、とにかく全くハッピーではない」ことを、企業や広告代理店の皆さんは理解すべきではないでしょうか。今後、日本でもこの様なCMが放映されることを切に願います。

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(文/fumumu編集部・AKO

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