EXITとバービー、日本の性教育に持論 「時代遅れ」「挿入を隠したい大人たち」

トレンド入りするほど問題になった「緊急避妊薬」。EXITとバービーさんが日本の性教育について語りました


■兼近「性教育は男女ともに学ぶべき」

今回の報道で「緊急避妊薬」が、簡単に手に入らないことを知った兼近さんは「性教育は男女ともに学ぶべき。特に男性側がしっかり学んでおけばトラブルも防げるはず」と性教育の必要性を語ります。

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また「女性が最終手段として持っておくというのが、かたくなに進まないという状況が不思議でしょうがない」と、“世界の基準”から大きく遅れている日本の現状に疑問を示しました。



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■りんたろー。「時代遅れ」

りんたろー。さんは「好きな人と安心して安全な性交渉をするため、隠すのではなくて、正しい知識を教えていくということも必要なんじゃないか」と、兼近さん同様、性教育について持論を展開。

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日本は“性”に対して「エロい」「卑猥」といったイメージが未だに払拭されていません。これに対しても「これだけデジタルも発展してるし、知らないと思ってるの大人だけなんじゃねーかって…」と語り、「正しい知識を遮断するのは、時代遅れ」と一蹴しました。



■バービー「日本の性教育は…」

番組ゲストのバービーさんは「自分の体と相手の体を尊重しましょう」のいう考えのもとで性教育を行っている欧米と比較。

「日本の性教育は、卵子と精子が受精するところから始まっていて、『挿入』が一切書かれていない。ボヤかして、いやらしいものだと言うイメージになってる。『挿入』の部分を隠したい大人たちが、そこのハードルを超えないと、性教育が浸透しないと思う」とバービーさん。

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続けて「決定権を持っている層の人たちと、実際に(緊急避妊薬を)必要としている人たちの距離がすごいある」と、民間が声をあげていくことの重要性を語り、バービーさん自身も引き続き発信していきたいと話しました。

「性暴力」「避妊しない性交渉」「間違った知識での避妊」などで起きる“予期せぬ妊娠”。特に自宅待機がはじまった3月から、未成年からの妊娠の相談が急増していることも報じられています。

安全に迅速に入手できるという選択肢は重要であり、環境整備は急務ではないでしょうか。

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(文/fumumu編集部・長谷川 瞳

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