人気YouTuber、双極性障害との10年を告白 家の2階から飛び降りた過去も
人気ユーチューバー・えっちゃんさんが双極性障害との10年を告白。大きな話題になっています。
うつ状態と躁状態が繰り返し訪れる双極性障害。精神疾患の中でも気分障害と分類されている疾患のひとつで、自殺リスクの高さでも知られています。
そんな病と10年付き合っていることを、ひとりの人気ユーチューバーが告白。大きな話題になっています。
■登録者数75万人の人気ユーチューバー
動画をアップしたのは「えっちゃんねる」。元UUUM社員としても知られるえっちゃんさんが、夫で編集者のO-LuHAさんと運営するチャンネル登録者数75万人の人気YouTubeチャンネルです。
えっちゃんさんが双極性障害(当時の名称は躁うつ病)を発症したのは中学生の頃で、原因は学校での集団イジメ・リンチなど。結論から言うと「私は躁うつ病の完治はできなかった」としつつも、「付き合っていくことができるようになりました」と話します。
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■周囲の理解で徐々に回復
一番ひどかった15歳の頃はベッドから動くことができず、天井を見たまま「死にたい」という気持ちを抱えていたという彼女。
しかし、教職員だったお母さんがとても理解のある人で、うつ状態で動けずにいても、「いいよ。無理しなくていいし、できなくていい。やりたいことができたらそれから始めなさい」と言ってくれたと言います。
また、家から出られなかったえっちゃんさんをゲーセンに誘ってくれた男友達のおかげで、学校以外のコミュニティが生まれ、逃げ場ができたこともポジティブに作用したほか、中学の美術の先生が放課後に一対一で指導してくれたことも良い影響を与えたそうです。
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