■多忙な薬剤師の現実
薬剤室に戻ったみどりは、上司の刈谷奈緒子(桜井ユキ)1人1人の患者に時間をかけすぎている、と注意を受けていました。
それは、医師から続々と届く処方箋の調剤に大忙しだから。処方箋の順番通りにしか薬を出せない薬剤師たちは、患者を待たせないためにひたすら手を動かすしかないのです。
そんな中、ある処方箋に疑問を抱いたみどりは担当医である林に疑義照会(処方箋を出した医師への問い合わせ)を行うのですが薬剤師という仕事を下に見ている林は彼女からの注意に激昂。以降、何かと対立してしまう羽目になるのですが…。
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■同業者からの称賛が続々
ろくに感謝されず、過ぎたことをすれば医師に疎まれる。しかしいなくてはならないアンサングヒーロー:縁の下の力持ちである病院薬剤師の姿が赤裸々に描かれた本作に放送後のツイッターからは「凄く面白くて、ハッとさせられるドラマ」「葵みどりさん一瞬で好きになりました」といった称賛の声が続出。
明らかに無責任すぎる医者など、多少大げさな部分はあったものの「薬剤師という存在にスポットが当たって嬉しい」「表立った舞台にばかりスポットがあたる日々だけど、その中にもたくさん私たちの日常を支えてくれている人がいる」などドラマが伝えるメッセージに心打たれた視聴者も見受けられました。
新型コロナウイルスの感染が拡大する今だからこそ様々な人への感謝を改めて実感する名作となるのではないでしょうか。来週の放送も期待したいですね。
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(文/fumumu編集部・AKO)- 1
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