人気YouTuberヒカル、テレビ局の保身で番組企画がボツ 「なんだこの日本」
人気ユーチューバー・ヒカルのテレビ番組企画がボツになった理由を、スポンサーになる予定だったロコンド社の田中社長が明かしました。
保身、忖度、圧力…日本社会を象徴する言葉であり、よく耳にしますが、実際の話はとても生々しいようです。
そんなことを感じさせる、ひとりの実業家ユーチューバーの動画に注目が集まっています。
■宮迫・ヒカル起用CMで話題に
動画をアップしたのは、株式会社ロコンドの代表取締役社長・田中裕輔氏(以下、田中社長)。同社は靴や衣料品の通販サイト「ロコンド」を運営しており、最近は宮迫博之さんと人気ユーチューバーであるヒカルさんを起用したCMが話題になりました。
13日にアップした動画は「【削除覚悟】もう限界。ヒカル君TV番組企画が潰された驚愕の理由。でも絶対に諦めないから。」というタイトルです。
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■過去のVALU騒動で番組企画がボツに
ヒカルさんを中心とした1時間以上の特番をしようと、某テレビ局に話を持ちかけたという田中社長。営業とは話がまとまり、「いけますよ」と言われていたものの、編成に話を持っていったところで「NG」になってしまったことを明かします。
その理由はヒカルさんの過去のVALU騒動。個人が株式会社のように、VAとよばれる擬似株式を発行することができるというシステムで、ヒカルさんは自身の株価を吊り上げた状態で大量売却して多額の利益をゲット、同時に当時所属していた事務所の顧問が一緒に売り抜けていたことなどが2017年当時問題視されました。
しかし、そもそもこの分野自体の法整備が遅れており、ある意味のルール違反だったかもしれないにせよ、ヒカルさんが罪を犯したワケではありません。また、騒動後に自らVALUを買い戻していました。
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