2018年に世界保健機関が「ゲーム障害(Gaming disorder)」を国際疾患と認定し、現在もギャンブル性の高い課金を規制する動きが続いている中、中国にて「課金」を理由に自ら命を投げ捨てる事件が起こりました。
死亡したのは14歳の少女。母親は娘の死にとても動揺しており、悲しみに暮れていると報道されています。
■残高が数百円に…
事件が発生したのは2020年5月初旬。新型コロナウイルスの影響でリモート授業を受ける為、元々は「週末限定」というルールが課されていたスマートフォンを毎日触るようになった少女は、勉強の合間に遊ぶアプリに夢中になったそう。
少女の母親は感染予防で外に出ることが出来ないことも相まって、仕方ないと使用を許可していたのですが、それから数週間たったある日、生活費などが入った口座の残高がわずか28人民元(約420円)となっていたことに気づきます。
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■誰かの不正利用?
不思議に思った彼女が通帳を確認してみると、支払いは全てアプリゲームに消えていた上2~3分ごとに大金がジャブジャブ引き落とされていたとのこと。
娘がスマホゲームをやらないとばかり思っていた母親は「アプリゲームって面白い?お金がかかるらしいんだけど」とカマをかけてみましたが、娘が「知らない」と答えたため、「きっと不正利用でもされたのだろう」と考えていたと振り返りました。
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