脂肪注入が原因で左目を失明 気軽な「プチ整形」で起こったトラブルとは

「美しくなりたい…」と美容整形手術を受けた女性に待ち受けていた悲惨な結末

左目をおさえる女性
(Tharakorn/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

美しくなるために様々な方法が提示される現代。一昔前は顔をしかめられていた「整形」も、随分手軽に挑戦できるようになりました。

しかし、こうした治療にはもちろんリスクが付き物です。近日、中国にて美しくなろうと整形外科の門を叩いたところ、左目の失明、右目はほとんど見えなくなるというトラブルに巻き込まれその後幸福とは言えない人生を送っていることが報じられました。



■美しくなりたい

中国・四川省に在住するこの「整形女子」は6月7日、現地メディアに自身の体験を投稿。聞けば、2020年1月13日に近所の美容クリニックを訪れ、耳軟骨を使用した隆鼻手術、及び顔部分の脂肪注入手術を希望したと言います。

「目を覚ましたら手術は終わっていて、ダウンタイムを過ぎたら今よりもっと綺麗になれる!」そんな希望を持ちながら麻酔で眠りについた彼女を待っていたのはあまりにも残酷な現実でした。



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■そして失明

麻酔が切れ、意識を取り戻した彼女は左側の物が何も見えないことに気づきました。あろうことか、右目も視力が著しく低下している様子…。

恐ろしくなり大学病院で再検査をした結果、脂肪の注入で血管が圧迫され、神経が壊死、左目は永久的に失明してしまったことがわかります。

また、右目も今後視力を失い続けるだろうという診断が下されました。

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