新型コロナウイルスに伴い、日本の遊園地協会が「遊園地・テーマパークにおける新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」を策定し、話題になっています。
■遊園地の遊び方
遊園地・テーマパークへ来場する場合にはマスクを着用。ジェットコースターなどの乗り物は大声での発声を控えるよう促す方針を定めました。
アスレチックや展望台、迷路も3密にならないよう、過度にくっつかず来場者と安全な距離を必ず保つように求めるようです。お化け屋敷も、お化け役はできるだけ離れて実施するそう。
また、園内にいる着ぐるみなどに扮した従業員も、握手やハイタッチなどのふれあいは行いません。VRアクションは機械の完全な殺菌が可能でない限り、当面の間は運営見合わせとなります。仮に道具の使用をその都度、洗浄剤等による清掃が適切な場合は営業可能なようです。
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■策定の目的
ガイドラインの趣旨については、「新型コロナウイルス感染症対策専門家会議『新型コロナウイルス感染症対策の状況 分析・提言』(令和2年5月14日。)においては、作成された感染拡大予防ガイドラインに沿って、各業界が実践していく必要があるとしているところである」と、打ち出された提言を受けて、各業界がそれに応じた対応が必要であることを言及。
「感染をゼロにできるものではなく、感染リスクを低下させるためのものである」とし、新型コロナウイルスの動向や専門家の知見等を踏まえて、必要に応じて見直しや改定を行うようです。
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■「パワーワード」
このガイドラインを受けて、「絶叫マシンで大声禁止。パワーワードすぎるw」「絶叫マシンで叫ぶの禁止って無理でしょ笑笑 無言でみんな乗ってたら逆に怖い笑」と困惑する声が見受けられます。
また「驚かせないお化け屋敷?」「必要以上に近づいてくる幽霊は本物ってことか」とお化け屋敷の意義を考え直してしまう人「園内での恋人同士の濃厚接触も禁止」と遊園地の醍醐味にツッコんでしまう人などが続出。思わず笑ってしまう人が多かった模様です。
新型コロナウイルスの感染防止として仕方ないとはいえ、今後、遊園地の楽しみ方も変わっていくのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)