家賃の支払いが困難になった女性に性的関係を要求 新型コロナで悪質な大家が増加

家賃の代わりに性行為を要求される女性が増加中

セクハラ
(Prostock-Studio/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

新型コロナウイルスの蔓延によるロックダウンで多くの人々が失業したとされる欧米。現在は「家賃が払えない」と嘆く声が数多くあがっていますが、そんな失業者に対し残酷な仕打ちをかける大家が続出していると報道されました。

長らく続いたロックダウンで仕事を失い、補助金も足りない、または貰えていない人々が悪質な勧誘に頭を悩ませていると言います。

一体どのような状況に陥っているのでしょうか。



■家賃の代わりに性行為!?

新型コロナウイルスの蔓延後、欧米諸国では不幸にも失業を免れなかったシングルマザーに対し「家賃の代わりに身体の関係を持とう」と迫る大家が続々と現れているそう。

アメリカの全米公正住宅同盟(通称NFHA)の調査によると、大家によるセクハラ被害は新型コロナ流行前より13%も増加していることがわかりました。



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■シングルマザーが標的に…

また、あるシングルマザーは「コロナの影響で会社をリストラされた後、マンションの大家から家賃の代わりにセックスを迫られました」「もし断った場合は家から出て行ってもらうとも言われています」と告発。

各国は家賃の値上げを禁止する法案を整備するほか、支払いが困難な人々に給付金を提供するなど数々の政策に乗り出しているようですが、上記のような被害者は後を絶ちません。

過去には日本の一部メディアが欧米の対応を絶賛していましたが、こうした被害はあまり報道されていないのも事実です。



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■もし自分が当事者になったら

新型コロナの発生・流行後、世界はめぐるましく変化しています。日本では今のところこういった被害は報道されていませんが、今後もどうなるかはわかりません。

もし、家賃と引き換えに性的な関係を持たないかと持ち掛けられた場合はすぐに警察に相談することをお勧めします。こうした要求は明らかに違法であり、被害届を出すことが可能となる為です。

世界中が混乱に陥っている中でも、自分の身を守ることだけは忘れないよう力強く生きていきたいものです。

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(文/fumumu編集部・AKO

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