先日「インスタグラム」では、いじめ対策で特定アカウントのブロックや制限・タグ付けやメンションを許可する相手の制限・ネガティブコメントの削除機能の追加とポジティブコメントの固定表示をテスト導入しました。
21日、「ツイッター」でも、これまでの課題を踏まえて新たなテストが導入されたことが発表されました。
■新機能をテスト
多くのユーザーが抱えている問題、コミュニケーション方法についてツイッター社では新たなテストを開始。
自身のツイッターにリプライできる人を「全員」「フォローしているアカウント」「自信が@をつけた相手のみ」のいずれかに制限する機能について、現在はiOSアプリ、Androidアプリ、twitter.comからアクセスするユーザーのうち、テスト対象に選ばれた人のみが使用できます。
■実装の経緯
実装の経緯は、特に140文字に制限された投稿のため、不特定多数が閲覧・発信できることによって不毛な言い争いや炎上があるため。
また、意図せず思わぬ反響(バズ)が生じることもあります。そうした事態からユーザーを守るために、現在はリプライを非表示にする機能を追加していますが、さらに進展させたテストと言えます。
機能を制限することで、会話に参加することを想定していた人のみの参加に制限でき、また第3者がメンション付きの会話に割り込んでくることも防げるようになります。
■賛否両論
この決定を受けて、「有名人とかはこの機能を有効活用しそうだなぁ」「意外と否定意見多いのね自分は欲しい」と、有効活用できそうな声が寄せられました。
一方で、機能を制限することで自分の都合の悪いリプライを表示させないようにできるため、「デマが拡散するのが怖い」「デマやパクツイがますます広まるようになる!」と、デマや人の投稿をそのままコピーしてバズやフォロワー増やしを行うなど、悪質なケースを野放しにしてしまう危険性を指摘する声もあります。
利用者が懸念しているように、テストがどのような結果をもたらすのか未知数ですね…。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)