「全然仕事が終わらない!」 在宅勤務のSOS、社内にどうアピールする?
人の目がない在宅勤務で、ひとりで仕事を抱え込まないための方法を聞いてきました。
在宅勤務が増えたことで、ひとりで仕事を抱え込んでしまう人も出てきているようです。キャパオーバーになっていることに周りが察しにくい在宅勤務で、上手にSOSを発信するにはどうすればいいのでしょうか?
fumumu取材班が、社内に手助けを求めたいときの方法を聞いてきました。
①素直にチャットで
「在宅勤務になって、どうしても会社にいるときとは同じように仕事が進まなくて…。納期に間に合わなそうだったので、正直にチャットで上司に相談しました。
無理にひとりで抱え込んでも、なにもいいことはないと思います。誰かに助けてもらえるように、間に合わないと思ったらすぐに共有したほうがいいですよ。
あまりにもギリギリに伝えてしまうと、どうにもならない場合もあるでしょうから。会社にいるときのように、焦っている姿で周りが察してくれることはないので、自分から積極的にコミュニケーションが必要だと思います」(20代・女性)
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②仕事を可視化する
「お互いの姿が見えないと、周りがどんな仕事をしているのかわからなくなるんですよね。手が空いている人が誰かも把握できないので、気軽にサポートを頼むこともできないし。
なるべく、各自がどれくらい仕事を抱えているのか、進捗も含めて可視化しておくべきだと思います。私の会社は、無料のタスク管理ツールを使って、部署全員で共有するようになりました。
納期になっても完了マークがついていないと、周りが気がついて声をかけることもできます。在宅ワークだからこそ必要なサービスやツールを、上手に取り入れたほうがいいと思いますよ」(20代・女性)
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③オンライン飲みでこぼす
「かしこまった感じで言うことが苦手なので、オンライン飲みでそれとなく話題にあげることが多いです。
『家のPCのスペックが低くて、すぐ固まるんです~』と愚痴ったら、会社の最新のノートパソコンを貸し出してくれたこともありました!
個人的なサポートがほしいわけではなくても、理想通りに仕事が進まないモヤモヤを吐き出すだけでも、理解者が増えて気持ちが楽になりますよ」(20代・女性)
仕事の環境が変われば、コミュニケーションの方法や業務の回し方にも変化が出てきます。
今までのやり方でうまくいかない自分を責めずに、状況に合った方法を社内全員で探っていってくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)