実家に帰りたくても帰れない… 上京組の悲痛な胸中

疲れてる女性
(MangoStar_Studio/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

緊急事態宣言の対象地域が全都道府県に拡大したことを受け、不要不急の帰省や旅行を避けることが求められています。

fumumu取材班が、実家に帰ることも自粛せざるを得ない上京組に話を聞きました。


①自分が保菌しているかもしれない

「新型コロナウイルスは、症状が出ていなくても感染している人がいると聞きます。もし、自分が保菌していたら…と考えたら、持病持ちの両親がいる実家には、安易に帰ることはできません。


東京での仕事は全てなくなってしまったので、生活費を抑えるためにも、一日でも早く実家に帰りたいのが本音でなのですが、念のため、2週間は自宅待機しようと思っています」(20代・女性)



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②移動中の感染リスクを避けたい

「私の実家は、九州にあります。東京から帰るためには、最寄駅から羽田空港に行き、飛行機に乗るのが最短ルートなのですが、移動中の感染リスクを考えると、中々帰省に踏み切ることができません。


飛行機の中は、概ね2~3分ですべて新しい空気に入れ替わるそうですが、電車やバスの中は、そうはいかないでしょう。感染経路不明の市中感染が増えてきている中、家に留まるべきか悩んでいます」(20代・女性)



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③感染者が出たら犯人にされそう

「万が一、帰省先の地元で新型コロナウイルス感染者が出た場合、私が発症していなかったとしても、『菌を持ってきた!』と、噂だけで犯人にされそうなので、怖くて実家に帰れずにいます。


メディアでは、感染者の個人名や住んでいる詳細な地域までは報道されていませんが、実際の現場では、感染者を特定されてしまうケースもあると言います。また、言われのない誹謗中傷を受けている人もいるそうです。


実家がある場所は小さな集落なので、犯人にされようものなら、その場で生活することなんてできなくなってしまいます」(20代・女性)


少なくとも緊急事態宣言が解除されるまでは、自宅待機していた方が安心かもしれません。

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(文/fumumu編集部・志都

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