現在SNSにて数多くの有名漫画家やイラストレーター等が新型コロナウイルスの影響下で働く人々を称えるイラストを「#GratefulForTheHeroes絵」というハッシュタグを添えて投稿する事象に、多くの反響が集まっています。
■働く人々に感謝
ハッシュタグのキッカケを作ったのは『ホタルノヒカリ』等で人気の漫画家・ひうらさとるさん。
4月10日に「今医療に関わって下さっている方々に感謝の気持ちを表してたいなあと思っていたのですが、ベランダで歌うにも音痴だし、漫画家なのでイラストを描いてみました。一応スマホの壁紙サイズになってますが、お好きにお使い下さい」と防護服を着用した医療スタッフのイラストを自身のツイッターにアップし、同時に「#GratefulForTheHeroes絵」とハッシュタグを掲載しました。
続いて「私だけでは心許ないので漫画家のみんな〜、絵師のみんな〜、そして絵が好きなみんな〜(ちびっこ〜)描いて欲しい!」と呼びかけ、「とにかく物理的に色んな人と離れている今、前向きな気持ちは伝えて行ったほうが良いのではと思っています」「SNSでギスギスすることもあるけれど、なるべく明るいことを発信していきたいです」と自身の心境をつづりました。
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■賛同の声が殺到
この投稿を受け、SNSには「素敵です」「想いが素敵すぎて感激しています」などの称賛や、医療従事者からは「絵の力をお守りに、また来週からも頑張ります!!」といったコメントが寄せられるなど、大きな盛り上がりを見せました。
ハッシュタグはじわじわと拡散され、現在は一般ユーザーのほか、様々な漫画家やアーティスト、イラストレーターからの投稿が集まっています。
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■同時に批判の声も…
しかし、企画に賛同する声と同時に最前線で働いているという人々から疑問の声があがっているのも事実。
「私たちはヒーローなんかじゃない」「都合良すぎだよ」「やりがい搾取と感動ポルノにしか見えない」などの意見や、「安置からの人間からの励ましなんてなんの気休めにもならない」「労働者を漫画のキャラクターみたいに理想化して消費するのは良くない」といった批判の声が投稿されました
「これを不快に感じる人もいれば、救われる医療従事者もいる」「感動ポルノ消費するのやめろって思うのも道理」というコメントも噴出し、このタグは現在まさに賛否両論です。
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(文/fumumu編集部・AKO)