土屋太鳳、医療従事者に敬意 「今から生まれる未来を守ってる」
土屋太鳳さんが思い出を振り返るとともに、医療従事者に向けて感謝の思いを綴りました。
女優の土屋太鳳さんが、11日に医療従事者に向けてメッセージを綴りました。
■看護師を目指したかもしれない…
インスタへ聴診器の写真をアップした土屋太鳳さん。「もし今が今のような状況にならなかったら、一生、載せることはない写真だったと思います」と明かしながら、自身も女優という進路に縁がなければ看護師を志していたかもしれないことを告白しました。
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■戦争で医療を経験した祖父の話
土屋さんの祖父は戦争で医療を経験したそうで、一度だけ戦争での出来事を話してくれたことがあったようです。医療にあたる自身が倒れないようにギリギリの自分を確保し、精神的にも体力的にも難しいし心苦しく生きていたこと、戦地でのあまりの状況に「患者さんを救いきれなかったことが一番苦しかった」と語っていたことを明かしました。
また、「薬がない中、『大丈夫』という言葉を薬と信じてかけ続けたけれど、見送るしかない命があまりにも多くて戦争が終わって帰ってきてもずっと、無力にさいなまれていると聞いたことがあります」と、今の新型コロナウイルスの状況と重ねて発信しました。
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■「未来を守ってるんだな」
そして、現在の医療従事者の状況を聞いて心が痛んでいることを明かし、「今、私が出会って一緒にお仕事したり笑い合ったり話したり、舞台挨拶やイベントで手を振り合ったりコメントでお話している方々のほとんども、誰かが生き抜いてくれたから、そして命を守る医療の方々がいたから出会えてるのかもしれないなと思います」と敬意を示しました。
続けて「医療の方々も含めおうちにいることで踏んばってる人たちは、“今から生まれる未来”を守ってるんだなと今日、すごく感じた」と綴りました。
世間の多くの人はもちろんのこと、医療関係者や薬局、スーパーで働く人など、ライフラインに深く関わる人たちは、未来をつなぐために必死に今と戦っています。冷たい言葉で当たってしまうのではなく、感謝の気持ちを持って生活したいですね。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)