史上最高額の宝くじに当選したにも関わらず、1か月間換金を行わなかったおじいちゃんがカナダで大きな話題となっています。
彼は一体何故、換金手続きをひと月も遅らせたのでしょうか?
■突然舞い降りた60億
6000万ドル(60億円超)の超高額当選を果たしたのは、現在85歳のジョセフ(Joseph Katalinic)さん。
漁師として生計を立てていた彼は20年前に退職。静かな余生を過ごしていました。
先日軽い気持ちでバンクーバーにあるスーパーマーケットにて「ロト・マックス」という宝くじを購入した所、なんとこの史上最高額に当選。
自身が痴呆になったか、おかしくなったとしか思えなくなった彼は、二つの機械で番号を確認し、間違いなく当選していたことを確認します。
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■換金手続きを保留に?
当選を確認し、ひとまず家に帰りウイスキーを飲んだジョセフさん。こうして一旦落ち着いた後家族に事実を伝えると、娘は興奮のあまり泣き出し、彼女の夫までもが震えていたと振り返っています。
約60億という大金が自分の物になると考えると、嬉しい反面戸惑いも大きかったのでしょうか。ジョセフさんはここから一ヵ月、換金の手続きを放置してしまうのです。
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■今を楽しみたい!
史上最高額ということで「誰があたったんだ!?」と界隈をザワつかせたものの、名乗り出るまで一ヵ月もかかってしまった理由としてジョセフさんは「すぐにお金が欲しいとは思わなかった」とコメント。当選したロトは金庫に入れ、静かな生活をしばらく続けていたことを明かしました。
しかし、姉の死をキッカケに「自分もいつ死ぬかわからない。命は6000万ドルより重い」と実感したとのこと。「今できることを楽しもう」と思ったため、換金の決意をしたそうです。
ジョセフさんは家族と共にハワイでバカンスを過ごした後、生まれ故郷へ旅をする計画を現在たてているのだとか。きっと素敵な旅になるに違いありません。これからも素晴らしい人生が送れますように。
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(文/fumumu編集部・AKO)