「上手に意見を伝えられない…」 相手に気持ちを届ける会話術
自分の意見をしっかりと伝えるために、意識したほうがいいコツを聞いてきました。
「伝えたいことがあるのに、いつも上手に話せない…」 気持ちを伝えることが苦手で、悩んでいる人も多いようです。どうしたら、自分の気持ちをしっかり届けることができるのでしょうか?
fumumu取材班が、気持ちを伝えるコツを聞いてきました。
①相手の話を聞く
「相手に伝えたいなら、まずは相手の言い分を聞くべきだと思います。一方的に話すだけだと、相手も面倒に感じて話を聞いてくれないですから。
自分の気持ちを伝えることだけに必死になると、相手の言い分を聞く余裕がなくなるんですよね。
わかってほしい! だけで考えずに、どうしてわかってくれないんだろう? と相手の気持ちを知ろうとしたほうがいいと思います。相手の話を聞くことで、自然と意見を聞いてもらえることも多いですよ」(20代・女性)
②伝えたいことを明確に
「私は、自分がなにを伝えたいのか、話しているうちにわからなくなってしまうことが多いんです。話しているときの感情や、相手の意見に振り回されて、論点を見失ってしまうんですよね。
手間はかかるけど、スマホのメモに自分が伝えたいことを書き出すのは、効果がありました。書いているうちに、自分が伝えたいことが明確になるんです。書いたものを客観的に読むことで、足りない情報が見えてくることもありますよ」(20代・女性)
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③タイミングを考える
「相手に話を聞いてもらえるかは、やっぱりタイミングが重要だと思います。同じ話し方をしても、タイミングによってまったく聞いてもらえなかったり、親身に聞いてくれたりしますよ。
意見を伝えたい相手が、話を聞く余裕があるタイミングなのか、ちゃんと考えるべきだと思います。相手の都合を考えずにいきなり話しかけてしまうと、困らせてしまいますから。
職場であれば、『今話して大丈夫ですか?』とクッション言葉を使うのもいいと思います」(20代・女性)
伝えたいことが頭の中でぐちゃぐちゃになってしまうなら、LINEや手紙で伝えるのも方法のひとつです。
伝えることを諦めて、相手との関係性を捨ててしまう前に、できることから試してみてくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)