トイレットペーパーを12年分誤発注 「私はトイペクイーン」と自虐

ひと月前は笑いもの、今や「貴族」。

トイレットペーパー
(Cucumberov/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

世界中でトイレットペーパーの買いだめが行われている2020年・春。新型コロナウイルスの蔓延による影響とは言え、庶民の間で紙に関する異常事態が続いています。

そんな中、以前から大量の備蓄をしていたと告白したオーストラリアのある一家が、その真相について語りました。



■手を滑らせてしまい…

現在、オーストラリアは少し前の日本と同じく、トイレットペーパーの争奪戦が各地で行われているそう。新型コロナウイルスが蔓延しているという恐怖感から、食料や日用品が品薄になっています。

ですが、ハイディー(Haidee Janetzki)さんはいつペーパー類が無くなるかという心配をしていません。何故なら彼女は2月の初旬にインターネットでトイレットペーパーを注文した所、自身の手が滑ったことに気づかず、なんと48箱も手に入れてしまったのですから。



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■2000個を超すトイペの襲来

この「誤発注」をしてしまったハイディーさんは、ある日突然届いた大量のペーパにとても驚いたと語ります。家の倉庫は48個の段ボールで埋まり、トイレットペーパーの数はなんと2304ロール。

一家はこの珍体験をすぐさまフェイスブックに公開し、段ボールと大量のペーパーで玉座や杖、王冠を製作した写真を投稿。「まるでトイペ貴族だ!」「ハイディーはトイレットペーパークイーンになった」とネタにしました。

ちなみにこの2304ロールは、約12年分の備蓄になるようです。オイルショックが来ても安心…?



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■まさに「売るほどある」

ひと月前は笑い者だったのに、今やだれもが羨む「トイペ長者」となったハイディーさん。一家はこの12年分のトイレットペーパーを、現在6ロール11豪ドル(約770円)で販売中。インターネットを通して購入できるようにしています。

それでも、今後どのように消費しようか考えていると語りました。これだけ誤発注をしてしまうと、支払った金額も大分大きいそうです。

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(文/fumumu編集部・AKO

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