継母は後妻業の女だった!? 父も財産も奪われて…

「後妻業」は、ドラマの中だけの話だと思ったら大間違い! 実際に、身近に起こった悲劇について、話を聞きました。

悩む女性
(Antonio_Diaz/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

昨年、テレビドラマで話題となった「後妻業」。後妻業とは、男性の財産目当てに結婚詐欺を行う家業のことですが、実際に、熟年離婚したり妻に先立たれた孤独な高齢男性が狙われています。

実際に父親を救ってくれた女性もいます。ただ中には、後妻業の女に父親も財産も奪われた…という人も。fumumu取材班が、詳しい話を聞きました。



■母の死後、父親が鬱になって…

「母が亡くなった後、鬱になってしまった父を救ったのは、同じ職場で働く女性でした。


母の病気が発覚してから亡くなるまでの一部始終を側で見ていたその女性は、父の唯一の理解者だったのでしょう。公私ともに父に寄り添い、甲斐甲斐しく看病をしてくれました。


おかげで病状は徐々に回復し、私たち家族も一安心。これでやっと、平穏な日常が戻ってくると思いました」(30代・女性)



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■父親の再婚に喜んだのも束の間…

「父が、その女性と再婚しました。複雑な気持ちはありましたが、父の人生です。父の幸せを願い、応援するつもりでいたのですが…。


我が家の家計を管理し出した途端、私たち子供を家から追い出した継母。しかも、唯一頼りにしていた預金通帳まで継母に取られ、無一文のまま祖父母宅に逃げ込むことに。


その頃の父は完全に継母に洗脳されており、私たちのことなんてまるで眼中にないようでした」(20代・女性)



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■父が死ぬのを待ってるのかも?

「我が家は、ちょっとした地主で、代々病院も経営しています。もし、父が亡くなったら、相続する財産は相当なものになるでしょう。


今思えば、最初から継母は、父の財産目当てで近寄ったのだと思います。そして、時間をかけて周到に、鬱になった父を洗脳していったのでしょう。


実家の鍵を変えられてしまったため、今、私たちが父の状況を確認することができません。元気でいてくれればいいのですが…継母は、父が死ぬのを待っているのかもしれません」(30代・女性)


孤独な資産家男性を狙う後妻業の女は、どこに潜んでいるか分かりません。

被害に遭わないように、気をつけたいものですね。

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(文/fumumu編集部・志都

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