度が過ぎると危険! 完璧主義者が陥りやすいNG思考
「何事も完璧にこなそう!」という姿勢は素晴らしいものですが、度が過ぎると、自分の首を絞めてしまうかもしれません。
物事をきっちり進められる性格は、長所にもなる一方、場合によっては短所になることもあるようです。
度が過ぎた完璧主義者が陥りやすい危険な思考を、完璧主義の自覚がある人たちに詳しく聞いてきました。
①自己否定が始まる
「物事を完璧にこなしたい気持ちが強すぎて、完璧にできないときに自分を責めてしまうことがあります。どうしてできないんだろう、自分は駄目なやつなんだ…って、完璧ではない自分を否定してしまうんです。
できないことがあるとしても、自分を否定するのではなく、どうしたらできるのか前向きに考えられたらいいんでしょうね。
できない理由を具体的に考えずに、自分の能力のなさだと決めつけてしまうと、苦しくなるだけだと思います」(20代・女性)
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②人にも完璧を求める
「自分が完璧主義だと、人にも完璧を求めてしまうことがあるんです。手抜きが許せなかったり、誰も見ないような細かなところが気になってしまったり…。
自分にとっての完璧が、相手に求められているわけではないと自覚するべきだと思います。相手からしたら迷惑なのに、自分のしてほしいことを押し付けてしまう場合もありますから」(20代・女性)
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③完璧にできないなら…
「完璧にやることに囚われすぎて、完璧にできなそうなことには手を出さない癖が付いているような気がします。
チャレンジしたいと思っても、少しでも不安があると、やる前から諦めてしまうんですよね。未経験の場にノリで飛び込んでいける人が、心底羨ましいです。
失敗を怖がりすぎずに、新しいことを楽しめたらいいですけど…。とっさに二の足を踏んでしまうことは多いです」(20代・女性)
完璧を求めすぎて、自分が疲れてしまう人も多いようです。
ハードルを上げすぎで疲れてしまうことがないように、自分なりのリラックス方法をいくつか持っておきたいですね。
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(文/fumumu編集部・nana)