「私ばっかり大変じゃん…」人の甘さが許せずに、自分が疲れてしまう。対処法はある?
「自分ばかり大変な目に…」とイライラしてしまうとき、どう考えたら気持ちが楽になるのでしょうか?
自分ばかり努力している気がする、人がサボっているのが許せない、周りが甘えているように感じる…。
そんな感情に囚われると、どんどん自分が苦しくなってしまいます。自分自身が押しつぶされないためには、どうすればいいのでしょうか?
fumumu取材班が、周囲への不満を溜めすぎないコツを聞いてきました。
①「大丈夫」を封印
「自分ばかり大変だと思っていたときは、自分から作業を抱え込んでいた気がします。仕事を他の人に割り振ってもらえばいいのに、『大丈夫です!』と意地を張って自分だけで進めてしまったり…。
自分が仕事を抱え込んでいただけなのに、他の人が先に帰るとイライラするんですよ。自分はこんなに大変なのに、定時で帰るとか暇人かよ! って。
でも、自分が大丈夫だと言っていたら、大変なことに気がついてもらえないと思って。少しずつ、先輩に相談するようにしたんです。
自分が人に頼ることができると、誰かに頼っている人を見てもイライラしないんですよ。自分に余裕がないと、他人が楽そうにしていることを許せないんだなと思いました」(20代・女性)
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②相手の立場を忘れない
「相手の立場を忘れてしまうと、自分だけが苦労していると思い込んでしまう気がします。
相手には相手の都合があるから、自分の見えている部分だけで、相手が楽をしていると判断はできないですよね。上司が仕事を振るだけで楽そうに見えても、意外と管理職の苦労が隠れていたりしますよ。
自分の見えていないところで、周りがどれだけがんばっているかを想像できれば、無駄にイライラすることも少なくなると思います」(20代・女性)
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③人付き合いを見直す
「人によっては、本当に自分のやるべきことを押し付けてくるタイプもいますから…。人付き合いを見直すことで、自分の苦労が実際に減ることもあると思います。
大学生のとき、テストの時期になるといつも頼ってくる子がいたんです。テスト範囲も把握していないし、ノートも取っていないしで、私がいつもサポートしていて…。
真面目に授業を受けている自分が馬鹿らしくて、イライラしていたんです。他の友達に、『それって利用されてるだけじゃない?』と言われて目が覚めて、距離を取るようにしました。
自分の努力を軽んじる人とは、関係を見直していいと思いますよ」(20代・女性)
「自分ばかり大変」と思う気持ちは、自分自身からの「そろそろ休んで!」の合図かもしれません。
努力している自分を労わることを忘れずに、たまにはゆっくり休憩してくださいね。
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(文/fumumu編集部・nana)