12日に放送された『ねほりんぱほりん』(NHK総合)にて、「ギャンブル依存症」について特集され、ネットから大きな反響を呼んでいます。
■総額3000万円使った男性
番組に出演したのは、パチンコ、パチスロに始まり、闇カジノ、野球賭博にのめり込んでしまったという30代男性。
入社二年目の飲み会帰りに、ストレスを解消しようと「闇バカラ」にいったことをきっかけに一気にのめり込んでしまい、気づいたら手取り25万の給料のうち20万をギャンブルに使ってしまったと語ります。
パチスロよりもお金の動くスピードが速い「闇バカラは」二分の一のギャンブル。各2枚のトランプが置かれた「BANKER」、「PLAYER」のどちらかを選び、出たカードの1の桁の数字が10に近いほうが勝ち、というシンプルなルールです。
男性は「まさにDead or Alive」であると振り返りました。
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■賭ける金額が高ければ高いほど…
男性は闇バカラで1時間で320万円儲けたことがあるそうで「僕の賭けてる方が間違いないんだ!」というイメージが頭にこびりついて取れなかったそう。「その大勝がまた来ると錯覚してしまう」「リアルカイジでした」「何月何日かわからなくなってくる」という恐ろしい体験談を語りました。
後に100万、200万負けるようになり、消費者金融にも手を出し始め、しまいには闇金のブラックリストにも載ったようです。そのうち大学の頃の関係性の遠い友人に電話し、投資詐欺をはたらくようになり、友人からの借金は1500万円ほどに。
「これを返すのはギャンブルしかない!」と野球賭博に手を出す決意をします。壮絶すぎる…。