本当に苦しかったときに救われた、身近な人の一言3選
誰かのたった一言で、心がすっと軽くなることもありますよね。身近な人の言葉で救われた経験を、fumumu取材班が聞いてきました。
仕事のストレス、家庭のストレス、学校のストレス。生きていく中で、私たちは様々なストレスを抱えています。上手に発散できているうちはいいですが、積もり積もったストレスで身動きが取れなくなることもありますよね。
そんなとき、身近な人の些細な言葉で、気持ちが楽になることもあるようです。fumumu取材班が、忘れられない大切な言葉たちを聞いてきました。
①「いつもがんばっていると思うよ」
「仕事が終わらなくて毎日残業続きで、休日出勤も当たり前だったとき、家族が『いつもがんばっていると思うよ』『お母さんたちはちゃんと見てるよ』と言ってくれたことは、すごく救われました。
今考えるとブラック企業だったんですけど、そのときは自分が仕事ができないせいで仕事が終わらないんだと思っていたんですよね。暴言が飛び交っているような職場で、上司からも毎日小言を言われていたから、自己肯定感もすごく下がっていて…。
家族がそう言ってくれたことで、自分ががんばっていると認めてもいいんだと思えたんです。その言葉があったおかげで、職場の環境を冷静に判断して、転職を決意することもできました。認めてくれる人がいなかったら、今でも休みなしで働いていたと思います」(20代・女性)
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②「わかってもらえなくてつらかったね」
「学校の人間関係で悩んでいたときに、友達に相談しても『それくらい気にしなければいいのに~』と笑って流されていたんです。そんな時に、先輩に『それは苦しいね』と言われて、とても気持ちが楽になりました。
『わかってもらえなくてつらかったね』とも言ってくれて、悩むこと自体を肯定できたんです。自分が悩んでいることを、周りからたいしたことないと判断されるのって、本当につらいんですよね。
自分が小さな人間のように感じて、誰かに相談することも怖くなるんです。自分のつらさを知ってくれている人がいると思うだけで、支えられている気がしました」(20代・女性)
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③「泣いても弱いと思わないよ」
「人前で泣くことが苦手で、苦しいときでも我慢するのが美徳だと思っていたんです。今でも、その考え方はなかなか変わってくれないんですけど…。
職場のストレスで心身ともに疲弊していたときに、上司の前でつい泣いてしまったときがあったんです。焦って止めようとしても、なかなか止まらなくて…。でも、『泣いても弱いと思わないから大丈夫だよ』『がんばってるから、そうやって涙が出るんだと思うよ』と言ってくれたんです。
今でも覚えているくらい、自分にとって大切な言葉になっています。苦しいときに泣きそうになって、無理に我慢してしまいそうなときは、上司の言葉を思い出すようにしています。人前で泣くことはまだ恥ずかしいけど、ひとりのときなら、わんわん泣けるようになってきましたよ(笑)」(20代・女性)
記憶に定着した言葉は、別のタイミングで悩んでいるときにも助けてくれるかもしれません。
苦しくなったとき、悲しくなったとき、大切な言葉を頭の中で反芻して、気持ちを和らげることができたら素敵ですよね。
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(文/fumumu編集部・nana)