りゅうちぇる、ジェンダーバイアスに言及 「なぜ寄り添えないの?」
タレントのりゅうちぇるさんがジェンダーバイヤスについて言及しました。
11日、タレントのりゅうちぇるさんがツイッターでジェンダーバイアスについて言及。様々な声が寄せられました。
■多様な生き方や個性的な考え
個性的なメイクをすることの多いりゅうちぇるさん。彼のもとに、「男は化粧せず男らしく、女は静かに女らしく、それが日本の美徳だろ」とのコメントが届いたことを明かしました。
この意見に「そう思う方はそれで良いと思います」と認める姿勢を見せつつも、「僕は思わない」ときっぱり。
「日本は、おもいやり精神の強い美しい国だと誇りに思っています。その優しいおもいやりを、多様な生き方や、個性的な考えには何故寄り添えないの?残念」と心中を吐露しました。
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■広がるジェンダーレス
同日、りゅうちぇるさんはNHKの取材に応じていたため記事を拡散。それによれば、りゅうちぇるさんは、小さいころからメイクや人形遊びに興味があり、「女の子っぽい」とからかわれて来たそう。そのため、「自分はおかしいのではないか」と感じ、悲しかったことを綴っています。
こうした経験から、自身の子供のことについても「僕として理解できないことに興味を持つかもしれない。でも信じたいと思います。理解できないけど信じている」と、将来性を狭めることのないよう、多様性を認めていく心構えを語りました。
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■ファンの反応
このジェンダーバイアスについては、ファンからも様々な反応は寄せられています。
「自分にない価値観で自分より満たされている人間が居ることを許せない、という人が多い国なんだと思います。人の幸せを踏みつける暇があるなら自分の幸せや満足を探して行動に移せば良いのに…」
「ほんとうの多様性の尊重って、『わかり合える! わかり合おう!』じゃなくて『わかり合えない!認め合おう』ですよね」
ジェンダーレスについては、悪用して女性に近づき性犯罪につながるのでは? と懸念する声も世間にはあるようです。
多様性が認められることを強く願っていますが、悪用する人に対し、どう対策していくかという点も難しい課題であるように思います。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)