おしゃれなアートを楽しめる「ミナペルホネン展」 かわいい空間にワクワク
清澄白河の東京都現代美術館でミナペルホネンの展覧会に行ってみた
東京都現代美術館で「ミナペルホネン / 皆川明 つづく」という展覧会が、2月開催されています。美術館巡りが好きなfumumu取材班が行ってきました。
■ミナペルホネンとは?
デザイナー皆川明さんが設立した「ミナペルホネン」は、テキスタイルを中心に、デザインの枠を超えた活動をするファッションブランド。
ミナペルホネンは来年2020年に25周年を迎える節目の年になります。皆川明さんは「せめて100年つづけたい」という思いでブランドを設立し、展覧会のタイトルを「つづく」という言葉にしたそうです。
関連記事:下町散歩で賑やかな美術館へ 両国「すみだ北斎美術館」は貴重な浮世絵も
■展覧会のインスタレーションのレベルが高い
展覧会は、ミナペルホネンの創造を自然界に例えて、実・森・風・芽・種・根・土・空の8つの空間に別れています。
写真撮影が可能な場所は一部ですが、撮影OKの展覧会の入口では、写真撮影をする人が多くいました。色々な柄の布があり、見入ってしまいます。
実では、ミナペルホネンの代表的なタンバリンという刺繍柄が創造される過程や、デザインの活用などが、黄色い壁一面に展示されています。
「風」では、映像作品でミナペルホネンの服を着て過ごす4人の日常が映し出されています。
「森」では、今まで手掛けてきた洋服がたくさん展示されています。
「芽」では、生地のためのデザイン画が飾られています。
「種」では、皆川明さんのアイデアの一つ一つが展示されています。布切れもアート!
「根」では、小さな絵が整列してたくさん展示されています。「土」では、ミナペルホネンの愛用者によって着込まれた服と、その人の思い出やコメントが一緒に展示。「空」では、最後の全体的なまとめが楽しめます。
関連記事:インスタ映え美術館ならココ! 行って良かった厳選3か所
■美術館の周りも楽しい
この展覧会は東京都現代美術館で行われていて、清澄白河エリアにあります。
清澄白河は、清澄庭園や、ブルーボトルコーヒー本店などオシャレな街歩きができます。
少し歩いたところにある門前仲町にも、富岡八幡宮やオシャレなカフェなどが集まっています。美術館と一緒に楽しめるのがいいですね。
***
期間: 〜2020/2/16
入場料: 一般 1500円/大学・専門学校生1000円
★東京都現代美術館
休館日 月曜(2020/1/13は開館)
年末年始12/28~2020/1/1、1/14
開館時間 10:00〜18:00
アクセス 清澄白河駅から徒歩9分
冬のお出かけは寒いので、美術館などの室内でアートに触れるのもいいですね。2月中旬まで開催されているので、休みの日にぜひ訪れてみてくださいね。
・合わせて読みたい→『クマのプーさん展』英国からの貴重な原画に癒やされる…
(文/fumumu編集部・fumumu編集部)