「#NoBagForMeプロジェクト」イベントで感じた、生理を語ることの重要性
生理は恥ずかしいことではなく、日常で当たり前なこと。生理にオープンな世の中になりつつあるかも…?
■タンポンの体験もできる!
会場内にはタンポン体験コーナーもあり、タンポン未経験者でも使い方が簡単にわかるよう工夫されています。取材の訪れた記者もタンポンを使用したことがなく、全く使い方がわからなかったのですが、教えてもらいながらタンポン体験をしてみました。
想像以上に簡単で、思いのほかスルッと入ったことにびっくりしました。「結構奥まで入れるんだな」だとか「吸水力すごいな」だとか、店頭でパッケージを見るだけではなかなかわからないところまで知ることができ、とても良い経験になりました。
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■「生理について話せるようになるなんて…」
イベント期間中は様々なトークショーやワークショップが企画されていましたが、fumumu取材班は最初の「オープニングトーク」に潜入!
生理をポップに表現した、赤いしずくのマークが窓ガラスに散りばめられたかわいい空間で、ゆうこすと塩谷舞さんが、このプロジェクトの総括や自身や周囲の変化、限定パッケージ発売に当たっての想いを語りました。
トークでとても印象的だったのが、ゆうこすさんが自分の変化について「自分がこんな風に生理について話せるようになるなんて思わなかった」と話していたことです。
育ってきた環境やYouTubeでのコメントにより、生理についてネガティブなイメージが強かったというゆうこすさんは、このプロジェクトが始まって最初のミーティングで泣いてしまったほど、生理について話すことはタブーだという意識が強かったんだそうです。
そんな彼女が、このプロジェクトでの活動を通して、現在ではこんなに笑顔で生理について語っている姿を見ると、知ること、考えることの重要性を感じずにはいられません。
今では新しい生理用品を気軽に試せるようなサブスクリプションサービスが欲しいと話していました。
■ゆうこすと塩谷さんから生理用品のお渡し
トークショーが終わると会場の販売コーナーにゆうこすと塩谷さんの姿が。会場で新しいパッケージのタンポンやナプキンを購入すると、2人から手渡ししてもらえるという大サービス。サインも書いてもらっているようでした。ファンにとってはたまらない瞬間でした。
6カ月にわたり実施してきた「#NoBagForMeプロジェクト」の集大成となる本イベントを通して、また改めて「#NoBagForMeプロジェクト」の意義をとても感じることができました。
「#NoBagForMeプロジェクト」はこれで終わりというわけではなく、これからもアップデートをしながら続いていくということなので、今後も引き続き注目していきたいと思います。
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)- 1
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