芥川賞作家・平野啓一郎の代表作「マチネの終わりに」が、福山雅治と石田ゆり子のW主演で映画化され、話題となっています。
ラブストーリーでありながら、人生の苦悩を描いた同作。あなたにとっての愛とは何か、人生とは何か…。
小説の帯に書かれているのは「結婚したのは人生最愛の人ですか?」の問いかけ。
fumumu取材班は、既婚女性たちに、同じ質問をしてみました。
①結婚後に出会ってしまった
「子供ができれば心変わりすると思ったのですが、別れて10年経った今でも忘れられない人がいます。
結婚3年目に、夫以外の男性を好きになってしまいました。彼も私のことを好いてくれ、『本気なら別れて欲しい』と。でも、『離婚しても再婚できなかったらどうしよう』とリスクばかりを考え、彼のことを信じきれなかった私。結局、愛想を尽かされ、フラれてしまいました。
今は2人の子どもにも恵まれ、それなりに幸せな日々を過ごしています。でも、ふとした瞬間に、『10年前のあの日、彼を選んでいたら…』と、思いを巡らせてしまうことがあります」(30代・女性)
②結婚生活に愛なんて必要ない
「夫は、浮気をしています。でも、婚姻関係を続けている以上はお金に困ることはないし、専業主婦として何不自由のない暮らしを約束されています。だから、割り切ることにしたんです。結婚生活に愛なんて必要ない。幸せは、お金で買えると。
浮気に気づいた当初は夫のことを許すことができず、絶対に離婚する気持ちでいました。でも、寿退社してしまった私には再就職できるだけのスキルはなく、シングルマザーになるなら生活水準を落とさざるを得ない状況。後者の方が耐えがたいと思ったんです」(30代・女性)
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③独身でいることの方が辛かった
「『愛している』とか『愛されている』とかなんてどうだってよかったんです。だって、独身でいることの方が、私には辛かったから…。
夫とは結婚相談所で出会い、『結婚』のために結婚しました。
これから夫が人生最愛の人になるのか分かりませんが、答えが出るのはきっと死ぬ時でしょうね」(30代・女性)
「結婚と恋愛は別物」と言いますが、最愛の人と結婚している女性は、案外少ないのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・志都)