「身体の相性は作れる!」 iroha広報が答える性のお悩み
「iroha広報の“性なる”ガールズサロン」。第2回目のテーマは、iroha広報の本井はると犬飼幸が「性に関するお悩み」に答えます!
■セックスは日常だ by犬飼
犬飼:さっき本井さんが言っていた「自分のトリセツを作る」の話ですが、読んでる方の中には、「そのトリセツをどうやって相手に伝えるかが難しいのでは?」と思われている方も多いと思うんですよね。本井さんは自分が主体的じゃないと気付いてトリセツを作ったあと、相手にどうやって伝えたんですか?
本井:最初は相手の気持ちとか行為を受け入れて、そのあと、自分の要望を伝えました。方法としては、自分がしてほしいことを相手にするといいと思います。相手に「ここはどう? 気持ちいい?」みたいにヒアリングを重ねていくと相手も聞いてくれるので、会話が生まれるんですよ。これ、セックスの傾向と対策ですね(笑)。
あとは、伝える際は直接伝えた方がいいと思います。昔、女性の望む触り方について解説している本をパートナーにそれとなくプレゼントしたんですけど、ただただ「エロい女」っていうレッテルを貼られて終わったんです。
だからこそ直接言った方がいいなと思っていて、もし恥ずかしい場合は、相手がしてくれたことに対して気持ちいい時はすごく強調して伝えるのも一つの手かなと思います。
犬飼:私も伝える時は直接伝えているかも…。結構普段から日常会話で性に関する話を恋人としているんです。
色んな方のお話を聞いていると、みんな日常では性に関する話をせず、いざセックスってなった瞬間にエロエロ全開! って方が多い気がしていて。
それはそれで燃えると思うのですが、結局セックスは日常の延長線というか、手をつないだり、帰りに抱き合ったりの延長線にあるものだと思うので、そういう普段からの触れ合いが「相性」を作ってくれると思います。
結論:相性は普段のコミュニケーションで作れる! 「相性の形」はそれぞれなので、まずは自身の“トリセツ”を作ってみてセックスを楽しんでみては?
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■身体の作りはその人の個性
お悩み②
とにかく自分のカラダがコンプレックスだらけで、エッチまで進むことが怖いです。特に乳首の色は黒ずんでるし、デリケートゾーンの色や形、ニオイも気になります。
エッチってガッツリ見せるじゃないですか。その時に「うわ…」って思われないかなって不安だらけ。みんな、どうやって不安を解消しているんですか?(20代・女性)
ふたつ目のお悩みは、自身の身体のコンプレックスが気になるというもの。これもよく聞くお悩みの一つですね。
特にデリケートゾーンの悩みなどは人に言えずに、苦しんでいる方が多いように感じます。
本井:こういう身体の悩みは、努力可能な部分と不可能に分けて考えた方がいいと思っています。それでいうと乳首の色は生まれ持った色素の問題だから黒ずんでいるのは悪いことではないですよ!
もちろんピンク色の乳首の方もいらっしゃるでしょうが、みんながみんなピンク色じゃないと思うし、むしろだいたい茶色でしょって思いますね(笑)。
あと、デリケートゾーンの匂いはきちんと洗浄することで解決することも多いと思います。
それこそ、iroha INTIMATE CAREから出している「iroha INTIMATE WASH」 みたいな「デリケートゾーン専用ソープ」も売っているので、そういうものを使ってみるのもいいと思います。
女性のデリケートゾーンって、そもそも汚れがたまりやすい形状なので、自分で形を見た上で丁寧に洗浄すると匂いは抑えらるのではないかと思います。
犬飼:ナイス宣伝(笑)! ただ匂いに関しては、病気の可能性もあるので、気になる方は病気に行った方がいいかもしれませんね。身体からのサインの場合もあるので…。
あと、コンプレックスに関しては前もって話しちゃうというのも、一つの手かもしれません。「私、胸小さいんだよね」、「乳首の色が気になる」といった感じで。もしそれで「え?」みたいになったらそれはもうセックス云々以前の問題なので、そこを確認するためにも話したらいいと思います。
こういうのって期待するからがっかりするのであって、伝えることで彼氏にも心の準備をさせてあげるのはどうでしょうか。
そしてこれは元も子もないかもですが…。「気にしすぎ問題」もあるかなあって。気持ちはめちゃめちゃ分かるんですが、清潔感だけ保てばそれ以外は個性の範囲かなと思います。
本井:そう、これって個性だよね。自分のコンプレックスが、相手にとって魅力だったりもするかも。お互い完璧ではないので、個性を楽しむっていう考え方にシフトしてみてはどうかな。
あと、お互いに褒め合えるといいと思います。セックスの時に相手の身体的な悪口を言わない。悪口を言っちゃうとやっぱりお互いに萎えるし、後々思い出して気になるんだよな…。
結論:努力可能なものは専用ソープなどでケアをしてみては? 色や形はそれぞれの個性なので、あまり気にせず、お互いに褒め合って個性を受け入れて。