iroha広報、性にまつわる職業を選んだワケ 伝えたい「女性の性」とは
TENGAグループ「iroha」の女性広報にインタビュー! 広報への転職までの経緯、女性が性に語ることへの必要性を伺いました。
TENGA社が開発した女性用セルフプレジャーアイテム『iroha』。メディアへの露出やイベントの登壇など、“会社の顔”である広報。
今年、新たに「iroha」広報の顔となった本井はるさんと、犬飼幸さんにお話を伺うべく、会社にお邪魔しました。
入った瞬間にワクワクする空間にテンション上がります。
会議室のレイアウトもTENGAやirohaがズラリ…米スケーターブランド「RIPNDIP」やスペイン発のブランド「ブロスマインド」とのコラボ商品も! かわいすぎる。
ファッションブランド「Anti Social Social Club」とのコラボはタピオカ!
これは女性もお部屋に飾りたいのでは? 「TENGA STORE TOKYO」(東京・有楽町)で限定販売中のようです。ハシャギすぎました。
■元新聞記者と元ライター
――今回は、各メディアでもお馴染みの広報の先輩として、西野芙美さんにも参加していだきます! 本井さんは今年1月、犬飼さんは5月からTENGAグループの広報として入社したとのことですが、現在の仕事内容を教えて下さい。
本井:ブランド全体の広報の窓口として取材を受けることはもちろんですが、開催されるイベントに登壇して、会社のビジョンや製品の良さをより多くの人に知ってもらうために動いています。
私は主に医療・福祉・教育の専門家・機関と連携して展開している「TENGAヘルスケア」、そして「iroha」を担当することが多いです。
犬飼:私は主に「iroha」を担当しています。本井さんは前職が新聞記者さんで、私は前職が女性向け記事を執筆するライターだったので、広報の中できっちりと担当が分かれているというよりも、それぞれの経験を生かして、各媒体様と円滑に進める方法を話し合って決めています。
関連記事:母が語る性はダメ?入社のきっかけをTENGA社員に聞いた <前編>
■「思う存分、性についてのディスカッション!」
――本井さんは、新聞記者からの転職ですが、きっかけはなんだったんでしょう。
本井:記者として様々な分野で取材する中で、セクシャリティやジェンダーなど、性については感心が高い分野でした。
新聞業界は男社会だし、記者として「女性だから」という理由で伝統行事の取材を断られたりすることもありました。自分の好きな分野を深堀りできるのは、あと10年後だなと思ったんです。
広報という未知の分野だけども、性にまつわる分野を深堀りできたらいいなと思い「TENGA」に転職しました。これまで聞く立場だった職業から、180度変わることには戸惑いはありましたが、それ以上に社内で面白いディスカッションができることが重要だったので、「思う存分、性についてのディスカッションができるぞ!」と(笑)。
西野:性に対してタブー感が無意識にあるところだと、こちらが議論したいところでも「それってエロいよね」とか「セックス好きなの?」とか…煩わしいものがあって、そこから説明しなくちゃいけないですしね…。
――性にまつわる話は、すべてエロと変換する人も少なくないですからね…。「TENGA」は“性”について真面目にまっすぐに向き合い、ディスカッションするには最適ですね。犬飼さんの転職きっかけは?