自分では大人になったつもりも、周囲からいつまでも子供扱いをされると寂しいもの。中でも親は、なかなか子供の成長を受け入れないものです。
縛りつけられると、反発したくもなるものですよね。
■実家暮らしでは…
fumumu編集部では、全国20〜60代の男女1,361名に、家の門限が決められているか調査を実施しました。
「門限が決められているほうだ」と答えた人は、全体で11.8%と少ない結果に。成人をした人たちの大半は、ある程度の自由を認められているようですね。
性別・年代別では、男女ともに20代が多くなっています。
「実家暮らしなので、成人していても親がうるさくて…。しばらくは夜10時だったのですが、『飲み会があると厳しい』と何度も頼み、『日付が超えるまで』になりました」(20代・女性)
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■学生はまだまだ親が厳しい
20代女性に絞って見ると、学生が22.0%と、会社員より10ポイントほど高くなっています。
残りの8割の学生は門限がありません。彼女たちとの付き合いもあるため、門限のある女性は不満がたまるようです。
「いつも一緒にいる学校の友達の中で、私だけ門限があります。もういい年齢なのに子離れできていないので、就職したら家を出たいですね」(20代・女性)
しかし親が門限を掲げるには、ちゃんとした理由があります。
「変な事件も多く、遅い時間に夜道をひとりで歩くのは心配です。また私が大学のときには、遊びとバイトのしすぎで留年した人がいます。
そんなことにならないよう、飲みに行くにしても節度が保てるよう門限を決めたんです」(40代・女性)
親の想いを聞いても、納得できる人はおそらく少ないでしょう。
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■夫婦間で暗黙の門限あり
社会人になっても一人暮らしでない限り、自由に遊ぶわけにはいきません。家族内には、いつでも「緩いルール」が存在しますし、夫婦間でも同様です。
「門限はないけど、遅くなると明らかに妻の機嫌が悪くなります。いきなり飲みに行くとなると、夕食の準備もあるので…」(30代・男性)
妻にも、言い分があります。
「『終電までに帰る』ってルールが暗黙の了解である感じです。起きて待っていたのに、夫から遅くに『朝まで飲んでくる』なんで電話があったら、そりゃ不機嫌になりますよ」(20代・女性)
あまりに厳しい門限も嫌ですが、放置されるのも寂しいもの。家族間で話し合い、落とし所を見つけることで、家族の絆も深まるのでしょう。
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(文/fumumu編集部・ニャック)