職場で「仕事仲間だとは思われてないな」と女子が感じる瞬間
国策としてダイバーシティを推進したとしても、実際の現場で差別がなくなるのには、まだまだ時間がかかりそうです。
企業の中で、人材の多様性(ダイバーシティ)が意識され始めている今、性別や年齢などの差別は排除されつつあるでしょう。
しかし、fumumu取材班が企業に務めている女性たちに話を聞いてみると、実際の職場では「仕事仲間だとは思われてないな」と感じる瞬間が多々あると言います。
詳しい話を聞きました。
①接待要員的な扱いを受ける
「『●●ちゃんがいると場が盛り上がるから』と上司に言われ、取引先とのお食事会にちょくちょく呼び出されます。タダでおいしいお酒とお料理をいただけて、なおかつ残業代までつくのだから損はないと思って参加していましたが、月末に勤務表を提出した際に、お食事会が残業に含まれないことを知り、愕然としました。
接待も仕事のうちだと思っていましたが、体良くホステスのように扱われているのが実情です」(20代・女性)
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②大きな仕事を任せてもらえない
「WEBデザイナーとして同職種の転職をしました。前職の経験から、即戦力として働けるだけのスキルは十分あるつもりなのですが、『最近の子はすぐに辞めちゃうらしいね…』と、現場では大きな仕事を全然任せてもらえません。
同僚からに仕事仲間として認めてもらうためには、長い時間がかかりそうです」(20代・女性)
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③結婚の予定をやんわり聞かれる
「『今付き合っている人いるの?』とか、『子どもって欲しい派?』など、いくら相手が同性だったとしても、上司から結婚の予定をやんわり聞かれることにウンザリしています。
古い体質の会社なので、結婚をしたら寿退社するものだと思われているのかもしれませんが、独身女性というだけで一線を引かれているような気がしてなりません」(20代・女性)
「パワハラ」や「セクハラ」だとは一概に言えなかったとしても、言われた本人が嫌悪感を抱いたりストレスを感じたりするような状況は良くないでしょう。
事態が深刻化する前に、責任者や担当部署に相談するなどの対応を考えた方がいいかもしれません。
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(文/fumumu編集部・志都)