アニメじゃなくて「ドラマ」なの? テレ東『四月一日さん家の』の斬新さ
新しく始まるドラマ『四月一日さん家の』。アニメみたいなイメージカットに驚く人も多いようです。
4月19日から放送が開始するテレビ東京系4月期のドラマ25枠『四月一日さん家の』(読み:わたぬきさんちの)。
一見アニメのキャラクターっぽいけれど、ドラマ25枠での放送。しかも史上初、バーチャルYouTuberが出演するドラマなのだそうです。
バーチャルYouTuberをよくチェックしているfumumu取材班の記者も、斬新すぎる企画に注目しています! いったいどんなドラマなのでしょうか?
■バーチャルYouTuberドラマとは
バーチャルYouTuberとは、YouTuberとして動画配信や投稿を行う、人工的に作られたエンターテイナーのこと。
人の手や頭に専用の機械を装着したり、カメラセンサーなどを使って動作を読み取り、リアルタイムにキャラが動く仕組みで、バーチャルタレントや、Vtuberとも呼びます。
今回、「バーチャルYouTuberドラマ」と呼ばれている理由は、バーチャルYouTuberが自分ではない役を演じること。
バーチャルYouTuber自身のキャラクターを画面上に出演させる番組ではなく、いわば女優と同じように「役」を演じることになります。
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■それぞれが演じるのは
『四月一日さん家の』は、一花、二葉、三樹の三姉妹の周りで起きる、ささいな出来事や思わぬ事件を描いた、笑いあり涙ありのほのぼの日常系シチュエーションコメディドラマ。
ときのそらさん、猿楽町双葉さん、響木アオさんの、個性もキャリアも異なる3人のバーチャルYouTuberが三姉妹を演じます。
・長女・一花役『ときのそら』
3人の中でバーチャルYouTuber歴が一番長い、ときのそらさん。
2017年9月から、生放送や歌動画の投稿を中心にバーチャルアイドルとして活動しています。今年の3月には歌手としてメジャーデビューを果たしました。
長女・一花(いちか)は、声優をしている、真面目系の天然なお姉ちゃんです。
・次女・二葉役『猿楽町双葉』
本作品のオーディションに合格した新人バーチャルYouTuberの猿楽町双葉さん。ドラマでデビューする、異色なバーチャルYouTuberです。
Twitterを中心に活動していましたが、4月に入ってからYouTubeで生放送も行っています。
江戸時代からタイムスリップしてきた経歴を持つ彼女が、どう平成の女の子を演じるのかにも注目です。
次女・二葉(ふたば)は、アパレルショップに勤務中。破天荒で少し大雑把だが、コミュニケーション能力が高く、相談に乗ることが多い性格です。
・三女・三樹役『響木アオ』
響木アオさんはアイドル・作詞・作曲家としてデビューしているバーチャルYouTuber。ツアーを開催したり、アーティストに楽曲提供をしたりと、クリエイティブな活躍をしています。
三女・三樹(みつき)は、理工学部に通う現役女子大生です。姉妹の中で、一番冷静で責任感が強いしっかり者。
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■豪華スタッフ
『四月一日さんの』の注目ポイントは出演者だけではありません。
脚本には『バイプレイヤーズ』のふじきみつ彦さん、『ウレロ★』シリーズの土屋亮一さんら、テレビ東京の人気ドラマを手掛ける作家陣のほか、お笑いコンビ・シソンヌだけでなく、俳優や脚本家としても活躍するじろうさんも参加。
スタイリングには『モテキ』『SUNNY 強い気持ち・強い愛』のほか、『未来のミライ』など細田守監督のアニメ作品の衣装スタッフでもある伊賀大介さんなど、テレビや映画で活躍する各界のプロフェッショナルが集結しています。
バーチャルYouTuberの新しい活躍が期待される『四月一日さんの』。放送が楽しみですね!
【番組概要】
2019年4月19日スタート 毎週金曜深夜0:52〜1:23
放送局:テレビ東京 テレビ大阪 他
出演:ときのそら、猿楽町双葉(新人)、響木アオ
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(文/fumumu編集部・fumumu編集部)