見た目や体つきの悩みがあると、誰もが一度は整形について調べたことがあるでしょう。韓国は整形先進国とも言われ、日本からの「整形ツアー」もあるとウワサされるほど。
整形を公言する女性も増え、一昔前よりも身近になったように感じる人も多いでしょう。「親からもらった体に!」なんて考えは、もはや古びた考えなのでしょうか。
■若い女性が整形に肯定的
fumumu編集部は、全国20〜60代の男女1,361名に、整形に関する調査を実施しました。
整形をしてもかまわないと思うと答えた人は全体で30.6%と、およそ3人に1人。整形に対して、寛容な社会になってきているのかもしれません。
性別・年代別でみると、男女の差が最も大きいのは20代で、16ポイントも差が出ています。
若い女性には、整形を肯定的にとらえる人も多いようです。
「コンプレックスに感じていた部分を直して、自分に自信を持てるならいいことだと思います。自分の容姿が嫌で、外出さえできない人もいるみたいだし…」(20代・女性)
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■「整形した顔は偽物」と考える男性
一方で男性は、整形に批判的な人も多い。
「整形できれいになっても、『偽物の顔』って感じしかしませんね。結局のところ男は、『天然の美人』を求めているのでしょう」(20代・男性)
整形をした顔は偽りなので嫌だとの辛辣な意見もあれば、女性を気遣う声もあります。
「今まで好きになった人を振り返ると、外見はそれほどタイプじゃなかった気がします。見た目なんて、最初の印象でしかありません。
中身の魅力が大切なのに、わざわざお金と時間、痛い思いまでして、顔を変えることはないと思うのですが…」(30代・男性)
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■みんな同じ顔になってしまう…
20代女性では、社会人よりも学生で高い割合になっています。
「毎日、メザイクで二重にしています。でも面倒だし、ずっとメザイクを買い続けるよりも整形をしたほうがコスト的にもいい気がしてきました」(20代・女性)
学生時代に感じていたコンプレックスも、成長とともに受け入れるようになった女性もいます。
「学生時代は、容姿へのコンプレックスが強かったかもしれません。私はちょっと鼻が大きいのを気にしていたのですが、周囲からは『そこまで気にするほどじゃない』って言われていました。
今は周囲が言うように、気にしすぎだったなと思っています。ある程度は、個性って思わないと。みんな同じ顔になっても、おもしろくないですし…」(20代・女性)
整形がどれほど普及をしても、肯定派と否定派の意見のぶつかり合いはなくならないかもしれません。
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(文/fumumu編集部・ニャック)