服装や外見に気を遣うことは、多くの場面で重要になってくるでしょう。見た目は第一印象を大きく左右し、場合によっては、その人の評価に影響する場面も…。
■約6割、服装や外見に気を遣う
fumumu編集部では全国10〜60代の男女659名を対象に、「見た目」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「服装や外見に気を遣っている」と答えた人は、全体で56.6%。
fumumu取材班は女性たちに、服装や外見に気を遣ったほうがいいと思う理由について話を聞きました。
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①面接での第一印象
「就職活動中に、ある企業の面接を受けました。そのときに私の前に面接を受けていた女性が、少しカジュアルな服装で現れたので驚いたのを覚えています。
しかもその企業は少し硬めなイメージのあるところだったので、場違いな感じがしました。私の番になると面接官の一人が、『服装がきちんとしていていい』と言ってきたんです。
きっと、前の人と比べて言ったのだと思います。改めて、その場に合った服装の大切さを痛感しました」(20代・女性)
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②初対面の印象
「友人の紹介で、合コンに参加した時のことです。私は普段カジュアルな服装が多いのですが、その日は合コンなので少しおしゃれをして参加しました。
そこで会った男性が、後で『最初の印象がとてもよかった』と言ってくれたんです。おそらくいつもよりもおしゃれにしていたことで、その人にはいい印象に残ったのでしょう。
見た目だけで判断されるのは嫌だと思いつつも、そういう部分も手を抜かないのは大切なんだとも感じましたね」(20代・女性)
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③ 仕事での信頼感
「職場でのプレゼンテーションの時、同僚がラフな服装で登壇しました。彼女の発表内容は素晴らしかったのですが、上司から『服装が…』と言葉を濁して指摘されていたんです。
社内だけのプレゼンだったので上司もあまり強く言えなかったのだと思いますが、たしかに彼女の服装では説得力が薄れてしまっていたのは事実だと思います。
彼女を見て、私がプレゼンするときには洋服選びは慎重にしようと考えましたね」(20代・女性)
見た目だけで判断されるのはよくありませんが、ほんの少し外見に気を遣うことで周囲の評価が変わるのも事実なのかもしれませんね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)