橋下徹、都市のキタキツネ被害に私見 「僕は丁寧に自然に戻すという…」
札幌やススキノなどの都市で「アーバンフォックス」と呼ばれるキタキツネが多く見られるようになり、ペットが襲われる被害も。
10日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、都市部に出没するキタキツネ・アーバンフォックスの被害について報道。
札幌市ではペットが襲われたり人がケガをする事案も報告されており、弁護士の橋下徹さんは「自然に戻す」方法について考察していました。
■4羽の鶏のうちの1羽が犠牲に
同番組では、ススキノにほど近い住宅街の公園で撮影された映像を公開。ボールで遊ぶ親子の視線の先にはキツネがおり、撮影者は「急に飛びついてきたので(子供を)かばって手を出したときに爪が引っかかった」と、傷のある腕を公開しています。
また、女性が飼っているペットも被害に遭ってこり、4羽の鶏のうちの1羽が犠牲に。監視カメラには体当たりをして小屋のドアを破壊する様子も映っており、飼い主は「病気も怖いし襲われたらどうしようと。都市部で見ると怖いです」と話しています。
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■エキノコックスという感染症の心配も
キタキツネには、人に感染すると肝機能障害を引き起こす寄生虫・エキノコックスを持つ個体がいることも知られており、感染症の心配も。
札幌ではいたるところに糞やゴミなど狐の痕跡が見受けられますが、専門家によると「キタキツネが在来種なので鳥獣保護法に守られ簡単には駆除できない」そうです。
谷原章介さんは「お子さんを襲われそうになったお母さんは守ってケガもされていましたけど、糞がいたるところに落ちていることで寄生虫が広がらないか…子供たちへの健康への影響も心配でもありますし…」と、子供を気遣っています。
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■谷原章介「コントロールができなくなって…」
さらに谷原さんは「また近隣に住んでいる、猫とかそいったものにどういう影響があるのかがわからない、すごく怖いです」と、近隣の生き物への影響についても言及。
人間との距離感について、「本来こういった野生動物というのは、適度な距離があるからこそお互いにとって棲み分けが出来ていたと思うんですけれど。人馴れしてしまうと、なかなかコントロールができなくなってしまう現状が歯がゆいですね」とコメント。
さらに、「橋下さん行政はどんなことができますか」と弁護士の橋下さんに質問をしています。
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■橋下「自然に戻す」対策も考察
橋下さんは「原則は保護の対象なんですけれども、ただ、許可を出してですね、駆除じゃなくて捕獲をしてまた、自然のところに戻すとか…」と具体的な対策について言及。
続けて「大変かと思うんですけれども、やっぱりこれは、人間の方があそこで生活してきて、動物の方を追い出したということもあるんで僕は丁寧に自然に戻すというのが大切だと思います」と、私見をのべています。
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(文/fumumu編集部・星子)