人に対して間違いを指摘するのは、とても勇気がいるものです。自分よりも立場が上の人であれば、さらに言いにくいと感じる人も多いでしょう。
■約半数、目上の人の間違いを指摘
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、目上の人であっても間違いを指摘できるか、調査を実施しました。
その結果、「指摘できる」と答えた人は、全体で47.6%。
fumumu取材班は女性たちに、目上の人に対して間違いを指摘したエピソードを聞きました。
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①上司との雑談で
「上司との雑談中、芸能人の名前を繰り返し間違えて呼んでいるのを気づきました。最初は気にしないようにしていましたが、その後も同じ間違いを続けるので…。
私はタイミングを見て、その芸能人の正しい名前を上司に教えました。すると上司は戸惑いつつも笑ってくれたので、その後も気軽な雰囲気で会話が続いたんです。
他の人も気になっていたみたいですが、私のように指摘する勇気が出なかったと言っていました」(20第・女性)
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②このままでは大変なことに…
「先輩がある仕事で、ミスをしていることに気づきました。言いにくいと思いましたがそのままでは大きな問題が生じる可能性があり、勇気を出して先輩に報告したんです。
私が控えめにミスを指摘すると、先輩はかなり驚いていました。そして大事にならずに済んだために、私に『ありがとう』と何度もお礼を言ってくれたんです。
先輩との信頼関係を損なわれることを心配しましたが、むしろさらに距離が縮まった気がします」(20代・女性)
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③酔っ払った勢いで
「仕事のときに上司のミスが気になりましたが、自分の立場を考えて指摘せずにいました。
しかしその日の飲み会で酔っ払った勢いでつい口を滑らせ、『今日、ミスがありましたよ』と上司に指摘してしまいました。上司は笑っていましたが、周囲の人は少し引いたそうです。
ただ酔いが冷めてから反省し、次の出勤のとき上司に謝りました」(20代・女性)
言いにくいと思っても、どうしても指摘せざるを得ない場面もあるでしょうね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)