カズレーザー、医師ら“グーグル口コミ提訴”に独自の見解 「そもそも母数が…」
「グーグルマップ」上に口コミ全国の医師ら63人が損害賠償を求める集団訴訟を起こして話題に。
19日放送の朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)では、63人の医師らが悪質な口コミを放置したとしてグーグルを訴えたことを報道。
プラットフォーム側を訴えるという異例の事態に、お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーさんは「匿名口コミ」の信憑性についても私見をのべました。
■医師らは「一方的なサンドバック」
同番組の取材でも多くの人が「参考にする」と答えた、インターネットの地図サービス「グーグルマップ」上に口コミ。
その口コミに対し、全国の医師ら63人が、計約140万円の損害賠償を求める集団訴訟を起こしました。
原告の医師は「一方的なサンドバックみたいな状態になっている。非常に不健全な状態」と訴え、原告の弁護士も「グーグルマップの仕組み事態に色々不具合があるというところを主張する損害賠償請求にしている」とのべています。
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■いやがらせ目的の書き込みも
医師らによると、実際に受診にも来ていない人物から匿名で「いわれのない口コミ」を書かれるケースもあるようで、中には「金目当て」などいやがらせ目的の書き込みも。
原告医師の1人は「医療というのは専門性の高い分野なので、なかなか一般の方には評価が難しいということも大きいと思います」とものべており、守秘義務があるので公の場での反論が難しい側面もあるようです。
グーグル側は「人間のオペレーターと機械を組み合わせて、24時間体制で企業プロフィールを保護し、不正なレビューを削除しています」と答えており、個別の案件についてはコメントを控えると伝えています。
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■カズレーザー「そんなに信頼をおかない…」
司会の谷原章介さんは「ネットの重要さは…とても大事じゃないですか。誰にも書き込むことができる。その代わり情報の正確性にもバランスを欠いているというか、ばらつきがあって、すごく角度が高いものもあれば嫌がらせに近いものもある…」とコメント。
カズレーザーさんは、「僕は無料のサービスにそんなに信頼をおかないようにしていますね。ある程度誰にでもできるものだと分かっているから」と、ネットの口コミに懐疑的な姿勢を見せています。
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■不満を持っている人が書き込みがち?
さらにカズさんは「ただ病院の評価っていうものは、病院に行った後『良かったなぁ』と思うことは基本的にないじゃないですか」「不満のほうが基本的に残りやすくて、そういう人のほうが書き込むから、そもそも母数が…不満を持っている人が書き込みがちなんじゃないのとは思いますけれどね」と考察。
谷原さんは、「そういった誰もが書き込めるサービスで、誰もが使えるグーグルっていうプラットフォーム上に評価を載っけていいのか、という面もありますよね」と疑問を呈しています。
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(文/fumumu編集部・星子)