麒麟・川島、似顔絵を巡る鳥山明さんとのエピソード明かす 「最後の1枚なのよ」
麒麟・川島明さんが、漫画家の鳥山明さんに似顔絵を描いてもらったきっかけを明かしました。
23日放送の『川島・山内のマンガ沼』(読売テレビ・日本テレビ系)では、お笑いコンビ・麒麟の川島明さんが、漫画家の故・鳥山明さんを追悼。
鳥山さんに似顔絵を描いてもらった時のエピソードを明かしました。
■「ホンマ空が無くなったみたいな感覚」
1日に急性硬膜下血腫により亡くなったことが伝えられた漫画家の鳥山明さん。
番組冒頭では、川島さんが「『ドラゴンボール』や『Dr.スランプアラレちゃん』など、数え切れないぐらいの名作を生み出され、そして我々世代ど真ん中の『ドラゴンクエスト』シリーズのキャラクター、モンスターのデザインを手掛けられた鳥山明先生が、突然ですね、天国へ旅立たれたというニュースがございまして、マンガ沼的には、これはちょっと、一言喋りたいなと」と、追悼の挨拶。
同じくMCのお笑いコンビ・かまいたちの山内健司さんも「ショックでしたね」と鳥山さんを追悼。川島さんは「存在がデカすぎて、なんかね、ホンマ空が無くなったみたいな感覚ですね」と、鳥山さんの偉大さを偲びます。
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■あの先輩芸人がきっかけで鳥山さんにコンタクト
以前、鳥山さんに似顔絵を描いてもらったことがある川島さん。その似顔絵は、川島さんのSNSのアイコンにも使われています。
生前会うことはなかったようですが、鳥山さんに似顔絵を描いてもらえた経緯について「もともと次長課長の井上さんがめちゃめちゃ鳥山先生と仲良くて」と、お笑いコンビ・次長課長の井上聡さん経由で依頼したことを告白。
井上さんがメールで「川島もすっごいドラゴンボール好きで、ドラクエも全シリーズ遊んでる大ファンなので、もし良かったら顔描いてもらえませんか」と依頼し、鳥山さんが承諾してくれたといいます。
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■「だからあれ、最後の1枚なのよ」
しかし、そこから半年ほど音沙汰なしの状態が続いたそうで、井上さんから鳥山さんに「こないだ言っていた川島のやつ、どうなりましたかね」と、メールでお伺いを立ててくれたのだとか。すると井上さんが送ったのと同時に、鳥山さんからも「今、大きい仕事をしているから、ちょっとこないだの約束、果たせそうにありません」とメールが届き、入れ違いで似顔絵の催促のメールが届いてしまう事態に。
すると、鳥山さんは前言撤回し「分かりました。じゃあ描いて、次の仕事行きます」と言い、川島さんの似顔絵を仕上げてくれたそうです。
その後、鳥山さんは「大きな仕事」に取り掛かったことから、川島さんは「だからあれ、最後の1枚なのよ」「あれ、芸能人を描いた最後」と明かし、スタジオからは「えー!」と驚きの声が上がりました。
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■「国宝級のものを手に入れたと思ってる」
最後に、川島さんは「1回会って、本当に言いたかったんですけど。いつかこの仕事頑張ったらお会いできると思ったんですけども、その夢が叶わなかったんですけども、国宝級のものを手に入れたと思ってる」と、改めて鳥山さんを追悼しました。
放送終了後、ネット上では「鳥山明先生についてからスタート。そうか、川島さんが最後なのか…」「偉大な人だ…」「冒頭で鳥山明先生のお話がでた時に、川島さんが『空がなくなったみたいな感覚』っていったのが、ああそうだなってなった」との声が上がっています。
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(文/fumumu編集部・大島 あひる)