川島明、『ラヴィット』の本番中に母が死去… その後「語った言葉」が反響呼ぶ

『ラヴィット!』の本番中に、最愛の母の死を悟った川島明さん。芸人として仕事をやり抜いた姿に視聴者も涙。

麒麟 川島明

27日放送の『ファミリーヒストリー』(NHK)では、お笑いコンビ・麒麟の川島明さんのルーツを特集。

そのなかで、最愛の母・悦子さんの死を悟りながらも、川島さんは生放送のMCをやりきったという知られざるエピソードが明かされました。


■母の心の拠り所が「お笑い」だった

川島さんのルーツを辿るなかで、工場を切り盛りしていた両親(川島さんの祖父母)を気遣って子供の頃から家事を手伝っていたという、川島さんの母・悦子さんの生涯にも焦点が当てられます。

戦争で人が変わってしまった父(川島さんの祖父)との関係にも苦慮していた悦子さんが、唯一心の拠り所にしていたのが“お笑い”だったそう。そういった背景もあり、悦子さんは芸人の道に進んだ川島さんのことを、ときに厳しい言葉で律しながら応援してくれたといいます。


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■残されていた母の手紙の下書き

番組内では、悦子さんが川島さんに宛てた手紙の下書きも紹介され、そこには「明、昨日もまた怒っていたね」「ファンの人はよく見ていますよ、些細なことで好きになったり嫌いになったりしますよ」「傷つけるのも勇気や元気を与えるのも言葉やから、それを仕事にしたのだから、良いほうに使って下さい」といったメッセージが。

母の思いに改めて触れ、スタジオの川島さんの目にも涙がこみ上げます。


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■『ラヴィット!』本番中に母の死を悟る

昨年3月末から『ラヴィット!』(TBS系)のMCとして活躍中の川島さんですが、ときを同じくして悦子さんの持病が悪化し、入院生活に。入院中も、悦子さんは毎朝テレビで川島さんの姿を見るのを活力にしていたそう。

ところが、昨年11月23日(火)の朝に、悦子さんの容態が急変。悦子さんの目はもう開かない状態ながらも、病室にいた川島さんの兄・修一さんは午前8時に『ラヴィット!』をつけ、「明も出てるし、ちゃんと聞いといきや」と語りかけたそう。そうして、悦子さんは同日午前9時頃に息を引き取ったといいます。

本番のCM中に、川島さんは修一さんからの「あとで電話ちょうだい」というメッセージを見て最愛の母の死を悟ったといいますが、その後も気丈に振る舞い、MCの仕事をやり抜きました。

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