中川翔子、ドラクエシリーズ長年の疑問が解決し興奮 「ヤバいこれ!」
中川翔子さんが、ドラクエシリーズの生みの親にあることを質問。すると貴重な制作裏話が明かされる展開に。
12日放送の『イワクラと吉住の番組』(テレビ朝日系)のゲストに、タレントの中川翔子さんが出演。
ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズ(通称:ドラクエ)の制作裏話が明かされ、大興奮する場面がありました。
■ドラクエシリーズの生みの親から回答が
今週の企画は、普段あまり表に出てこない人物にフィーチャーする「拝啓、中の人」。今回は、ゲストの中川さんとお笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルさんが、ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズ(通称:ドラクエ)の生みの親であるゲームデザイナーの堀井雄二さんにお手紙を送ります。
手紙の中で、中川さんと野田さんは、ドラゴンクエストに関して気になることを堀井さんに質問。すると、堀井さんから制作秘話やプライベートなど、丁寧に回答した返事が送られてきます。番組では、堀井さんからの返事を吉住さんが代読することに。
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■「あそびにん」はなぜできた?
中川さんは、ドラクエのとあるシステムについて堀井さんに質問します。それは「”あそびにん”など、面白い要素を入れた理由を教えて下さい」というもの。
『ドラゴンクエストIII』(1988年)では、主人公の「勇者」の他に、「戦士」「僧侶」「魔法使い」などの職業の中から選択して仲間を作り、敵を倒しに行きます。かっこいい職業が並ぶ中、なぜか「あそびにん」というあまり役に立たなそうな職業がありました。
中川さんは「あそびにん」について「戦闘中も皆戦ってるのに遊んじゃって、ふざけちゃって、全然何もしてくれない。本当に役に立たない」と散々なコメント。
しかし、実は「あそびにん」ば「がんばってレベル20まで育てると、急に”賢者”っていうすごい強いのになれたりする」と中川さん。「賢者」は攻撃も魔法も回復も得意な最強の職業です。
中川さんは「それって、どうやって考えたのかなって」と、不思議に思ったため堀井さんに質問したいのだそう。
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■「反対されてよかった」
中川さんの質問に対して、堀井さんからは丁寧な回答が届いており、吉住さんが代読します。堀井さんによると「これは僕の癖なのですが、いくつかのパターンを考える時、最後のオチを入れたくなってしまうのですね」とのこと。
そして「ただ、職業の”あそびにん”は、あるスタッフの猛反対にあって、結局、レベルが上がったら賢者になれるからということで、アイデアを通しました」と、当初「あそびにん」という職業を入れることは反対されていたことを明かします。
もっとも、結果的に最強である「賢者」にすることで、事なきを得た模様。回答の最後で堀井さんは「今にして思うと、反対されてよかったと思います。遊び人が賢者になれたのですから」と結びました。
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■「堀井さんからコメントくるとかどんな力持ってんねんこの番組」
堀井さんからの回答を聞き、中川さんは「すごい! 制作当時の裏話だ! ヤバいこれ!」と大興奮。一方、野田さんは「僕は堀井さんのメッセージだと思ってて」「遊び人をし続けたら、いずれ何か大きなものになるぞっていうメッセージだと思ったら、全然違いましたね」とつぶやき、スタジオの笑いを誘いました。
放送終了後、ネット上では「堀井さんからコメントくるとかどんな力持ってんねんこの番組」「堀井神の裏話聞けただけでも、究極の回でした」「あそびにんは実は強い」との声が上がっています。
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(文/fumumu編集部・大島 あひる)