杉村太蔵、被災地の酪農家救済を提案 「牛がひっきりなしに鳴いている…」
杉村太蔵さんは被災地の酪農家の苦境を伝え「全国で獣医師さんを一旦災害のところに集まってもらう」案を考察。
1日の『情報ライブミヤネ屋』(日本テレビ系)では、能登半島地震から1ヵ月が経過した現在も水道管破損などの問題が続いていることを報道。
元衆院議員でタレントの杉村太蔵さんは、酪農家が飼育する牛に与える水が不足していることを取り上げ、解決策を模索していました。
■今もほぼ全域で断水となっている地域が
現在、ほぼ全域で断水となっているのは、輪島市、珠洲市、穴水町、能登町、七尾市、志賀町の6つの地域。
また、一部断水となっている地域もあり、2月末から3月に復旧見込みとのことですが、七尾市や珠洲市の一部地域は4月以降となるもようです。
司会の宮根誠司さんは「自衛隊の方が水を日々運んでいらっしゃると思いますけど、例えば、僕はわからないですけれど、海水を淡水に変える機械とかを持ち込むことはできないんですかね」と、考察しています。
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■水不足で「牛がひっきりなしに鳴いている」
杉村さんは「給水所もあるみたいなんですよね。ただ、排水管がぐちゃぐちゃになっていて、なかなか難しいということで」と、排水問題にも言及。
続けて「人間も大変なんですけど、酪農をやっている方が多いらしくて、牛は餌を食べる時に水を飲みます。その水が飲めなくて牛がひっきりなしに鳴いている…」と、酪農家の苦境を伝えています。
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■全国の獣医師を集結させる案も
杉村さんは「こういうときに政府は人命救助が第一で、当たり前のことですけど、自衛隊、消防、警察がそれをやっていただくのはいいんですけど、例えば農林水産省なんかは省の役割として、真っ先に酪農を救済に行くと…」と考察。
続けて「農林水産省と獣医師の会、これは日頃から連携しているんですけど、全国で獣医師さんを一旦災害のところに集まってもらって、そういったところから相談に行くって言うそんな仕組みができるともっといいんじゃないかな」と、提案しています。
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■「災害関連死を増やさない」ことにも言及
宮根さんは、「まずはお一人お一人が安心して暮らせる住い、それからもちろん災害関連死を増やさないことも大事ですけど」と、災害支援の基本にも言及。
一方で「農作物、畜産、もうひとつ能登半島で忘れてはいけないのは観光ですよ。温泉なども含めた…」とのべ、復興に当たって産業を維持する支援の必要性を訴えています。
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(文/fumumu編集部・星子)