急に機嫌が悪くなったり、都合がつかなくなったり…。読めない相手の気分に振り回され苦労したことがある人は多いようです。
■気分にムラがある人に振り回されイライラ
fumumu編集部が全国の10代〜60代の男女989名を対象に実施した調査では、全体で82.3%の人が「気分にムラがある人に振り回されて嫌な思いをしたことがある」と回答しています。
なお男女別に見ると、男性は78.0%、女性は86.7%という結果に。
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■行けると言ったり、行けないと言ったり…
編集部が話を聞いた30代の女性は、「学生時代のグループに、気分屋な友達がいて、何かを計画していても、時間が経つとアレコレ意見を変えて面倒だなと思っていました」と回顧。
皆で出掛ける話をしていても、行けると言ったり行けないと言ったり、行き先を変更したいと言ったり。毎回ではなかったそうですが、「彼女の気分屋が発動すると、また出たと思っていました」と、当時を振り返り苦笑していました。
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■顔色を見てビクビクしながら過ごしていた
子供の頃、母の気分に振り回されてつらかったという40代の女性は、「いまとなっては忙しかったんだろうなと思えるのですが」と前置きしつつ、「些細なことで急に怒り出したり、以前は遊びに行ってよかった友達の家に行かせてもらえなくなったりするので、母の顔色を見てビクビクしながら過ごしていました」と話します。
大人になって話しを聞くと、当時さまざまな事情が重なって、大変な状況だったことがわかり、モヤモヤしていたわだかまりが解消できたそうですが、「あの頃は私も大変でした」と寂しそうに振り返っていました。
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■割り切って心の距離を取ってみよう
気分のムラは誰にでもあるもの。けれど、それを出して人に不快な思いをさせないようにと気を付けていますよね。気分屋な人は、そういったコントロールが苦手あるいは、できない状態に陥っているのかもしれません。
どうしてもそんな相手と付き合っていかなければならない場合は、この前はああだった、さっきはこう言ったと相手の行動にこだわることなく、そういう人だと割り切って、気持ち的に一歩引いて距離を取ることで、精神的な負担が減るのではないでしょうか。
相手に伝えて変えてもらうよりも自分の立ち位置を変えることのほうが簡単で、居心地の良い環境をつくりやすいこともある、といった具合にうまく気持ちを切り替えられるといいですね。
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(文/fumumu編集部・蒼羽 結)