『魔女の宅急便』作者・角野栄子、「キキ」「ジジ」の“名前の由来”を明かし反響
『世界一受けたい授業』では、名作『魔女の宅急便』を特集。作者・角野栄子さんが「キキ」「ジジ」の“名前の由来”について語り…。
13日放送の『世界一受けたい授業』(日本テレビ系)に、児童書『魔女の宅急便』の作者・角野栄子さんが登場。
主人公である魔女の少女・キキと、相棒の黒猫・ジジの名前の由来について明かす一幕がありました。
■執筆のきっかけは娘のイラスト
1989年にスタジオジブリで映画化され、大きな話題を呼んだ同作品。
角野さんは、娘のりおさんが12歳の頃に描いた魔女のイラストからインスピレーションを得て、物語の執筆を開始。そして1985年、角野さんが50歳のときに単行本の発売に至ったといいます。
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■娘の言葉で映画化を了承
その後、ジブリから映画化のオファーがありますが、角野さんは「ジブリって名前も知らなければ、宮崎さんっていう人も知らない」という状態で、それほど乗り気ではなかったといいます。
そんな角野さんの背中を押したのは、ジブリ作品『風の谷のナウシカ』を観てその素晴らしさを知っていたりおさん。「ママ、それは絶対にやってもらいなさい」と言われたことをきっかけに、タイトルと登場人物を変えないことを条件に映画化を了承したといいます。
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■名前の由来はブラジルの絵描き・ジョジョから
番組中、キキとジジの名前について尋ねられた角野さんは「私ブラジルに居ましてね、そのとき仲のいい男の絵描きさんがきたんですけど、『ジョジョ』っていう名前だったの」と切り出します。
そして「それでね『ジョジョ』って言うとちょっと詰まるので、『ジジ』にしたの」と話し、“ジョジョ”を元に“ジジ”の名前を付けたことを明かしました。
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■五十音表を見て順番に言葉を発し…
また、「言葉がつながってるものにしたい」と思った角野さんは、五十音表を見て、順に「アア」「イイ」と発していったそう。
そして「キキ」のときに「『あ、これだ』って思った」そうで、音の響きで「キキ」に決めたといいます。
放送後、視聴者からは「ジジはジョジョだったんだ!」「キキとジジの名前の由来初めて知った」といった驚きの声が上がりました。
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■執筆者プロフィール
丸井ねこ:お笑い好きな大阪出身のアラサー女性ライター。
おいしいものに目がなくグルメ記事をよく書いています。YouTubeでレシピ検索をするのが日課。趣味のカメラでご飯の写真を撮るのも好きです。
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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)