脱毛サロン破産で会員への返金ゼロか 谷原章介「ちょっと悪質な感じが…」
東京を中心に展開する脱毛サロン「銀座カラー」が破産を発表。58億円の負債を抱えていることも明らかに。
18日、朝の情報番組『めざまし8』(フジテレビ系)で、大手美容脱毛サロン「銀座カラー」が破産を発表したことを報道。
被害額は58億円と報じられており、強引な契約書の内容に司会の谷原章介さんも苦言を呈していました。
■被害者は約10万人で返金なし
東京を中心に展開する脱毛サロン「銀座カラー」の運営会社「エム・シーネットワークスジャパン」は、先週金曜日、全店の営業を停止しました。
新宿の店舗はシャッターが閉じられており、入り口には「会員の皆様へ、12月16日以降、全店において営業を停止させていただきますので会員の皆様への施術を行うことはできません」という貼り紙が見受けられます。
負債はおよそ58億円、被害者数は約10万人と伝えられており、高額のプランを契約して返金がないままの会員からは怒りの声も上がっています。
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■急激にサロンが増え業界は飽和状態
報道によると、同サロンはコロナ禍で利用客が減少して2021年には11億円の赤字を出していたとのこと。
さらに会員からは、7月に「『脱毛し放題』の契約を新たに更新しなければ無効になる』」という契約書を書かされたという情報も。
脱毛サロンをめぐっては倒産が相次いでおり、他脱毛サロンのオーナーは「急激に脱毛サロンが増え、業界は飽和状態」「広告費をかけてすぎて自転車操業」という要因をあげています。
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■財産が残っていても返金額は「ほぼ0円」
サービスの未消化分の料金については、後回しにされる可能性が高いとのこと。専門家によると、会社として財産を残して破産していた場合、お金を支払う優先順位があるそうです。
まず最初に未納となっている税金を支払い、その後に労働者への給与支払いをして、最後に利用者への返金となるもよう。その結果、返金額は「ほぼ0円」に。
谷原さんは「破産直前に強引に一括支払いを求められることが会ったり、負債金額を見たら、蓋をあけてみたら58億、ちょっと悪質な感じがしない?」とコメントしています。
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■小室瑛莉子アナも過去に利用
フジテレビの小室瑛莉子アナウンサーは、「私自身も過去に利用したことがあるお店で、もう大手というイメージだったのですごく驚きましたし、なにより大金がかかるので、戻ってこないとなるとこれからきれいになろうと思っている女性に対して…悲しいです」と自身の経験を踏まえて発言。
谷原さんは「施術が終わっていても永久保証をうたっていて、じゃあその保証はどうなってしまうんだ? と思う方もいるでしょうしね」と会員の立場を慮っていました。
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(文/fumumu編集部・星子)