約4割が間違えた「転寝」ってなんと読む? 大抵の人がやったことがあるはず…
てんしん…? ではありません。あなたは「転寝」をなんと読むか分かりますか。
小学3年生で習う「転」、中学1年生で習う「寝」。簡単な漢字の組み合わせですが、「転寝」はなんと読むか分かりますか?
■「転寝」って何と読む?
fumumu編集部が全国の10代~60代の男女800名を対象に「転寝」の読みかたに関する意識調査を行なったところ、「ねがえり」と読むと答えた人が全体で34.8%。続いて、「ざこね」と読むと思うと回答した人が9.0%でした。
ちなみに、寝たまま体の向きを変えること、 味方を裏切って敵方につくことを意味する「ねがえり」は「寝返り」、大勢の人が雑然と入り交じって寝ることを意味する「ざこね」は「雑魚寝」と表します。
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■正しくは「うたたね」
なお、「転寝」の正しい読みかたは「うたたね」。編集部の調査では全体で56.1%の人が正しい読みかたを回答していました。
「転寝」は「ごろね」と読むこともできますが、「うたたね」の意味が、眠るつもりもないまま、うとうとと眠ること(デジタル大辞泉より)」であるのに対し、「ごろね」の意味は「寝る支度をしないで、そのまま横になって寝ること(デジタル大辞泉より)」と若干意味が異なります。
それぞれの使いかたは、「テレビを見ながら転寝(うたたね)する」、「疲れてソファーで転寝(ごろね)する」などです。
また、「転寝(うたたね)」の類義語に、「居眠り」がありますが、意味は「座ったり腰かけたりしたままで眠ること」と、こちらも微妙に意味が異なります。
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■転寝(うたたね)は睡眠の質を低下させる
うとうとと気持ちの良い転寝ですが、睡眠の質が低下する可能性があることをご存知ですか?
人の体は、目覚めてから「アデノシン」という睡眠物質が徐々に蓄積されていき、貯まるほどに睡眠の質が高まる仕組みになっています。しかし、途中で転寝をしてしまうと、貯まった眠気が中途半端に発散してしまうそう。
そのため、転寝をしないことが大事ですが、どうしても我慢できない場合は、影響の少ない昼過ぎまでにすることがよいのだとか。そして、そもそもの睡眠の質を向上させることが大事といいます。
人生の約3分の1を費やしていると言われる睡眠。これを機に自分の睡眠を見直してみてはいかがでしょうか?
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■執筆者プロフィール
丸井ねこ:お笑い好きな大阪出身のアラサー女性ライター。
おいしいものに目がなくグルメ記事をよく書いています。YouTubeでレシピ検索をするのが日課。趣味のカメラでご飯の写真を撮るのも好きです。
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(文/fumumu編集部・丸井 ねこ)