大切な人の幸せは、一緒になって喜ぶのが当然のように思われているかもしれません。しかしときには嫉妬などから、素直に友達の幸せを喜べないときもあるようです。
■約5割、友達の幸せを喜べず
fumumu編集部では全国10〜60代の男女800名を対象に、「人の幸せ」に関する意識調査を実施しました。
その結果、「友達の幸せを喜べなかった経験がある」と答えた人は、全体で55.4%。
fumumu取材班は女性たちに、友達の幸せを喜べなかったエピソードについて聞きました。
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①友達に彼氏ができて
「仲のいい友達から『彼氏ができた』と聞かされて、表面上は祝福をしていました。しかし心の中ではめでたいという気持ちよりも、嫉妬の気持ちのほうが強く出ていたんです。
私のほうがずっと『彼氏が欲しい』と言っていたのに、先を越されてしまった悔しさもあったのでしょうね。また素直に祝えない自分に対しても、嫌な気持ちになりました。
今ではきちんと受け入れているので、もはや過去の話ではありますが…」(20代・女性)
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②同期が大きな仕事を任され
「入社当初からずっと仲良くしている同期がいるのですが、彼女がそれなりに大きな仕事を任されたんです。同期にとっては大きな転機であり、朗報なはずなのですが…。
私自身はずっと同じような仕事ばかり続けているために、素直に同期のことを祝福する気持ちにはなれませんでした。大好きな仲間のはずなので、こんな気持ちになるとは思わなくて…。
今はもちろん、がんばっている同期を応援しています」(20代・女性)
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③友達だけチケットが取れて
「あるライブに行きたいと思って申し込んだのですが、チケットが取れませんでした。そのことを残念がっていたら、仲のいい友達から『そのライブのチケットが取れた』と言われて…。
さすがにいくら大切な友達でも、こちらが外れたチケットを手に入れている友達に『よかったね』と言えるような寛大な心は持ち合わせていません。ただただ、嫉妬をしてしまいました。
嫉妬をしても、ライブに行けるわけではないのに…」(20代・女性)
どんなに大切な友達であっても、ときには嫉妬してしまうこともあるのでしょうね。
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(文/fumumu編集部・ニャック)